はじめに
結婚記念日の一つとして、金婚式というイベントがあります。金婚式では夫婦の長く続いた愛や絆に対して、子どもや孫が様々なかたちでお祝いするのです。しかし、金婚式を初めてする方の中には、どのようなプレゼントが良いのか迷われることもあるかと思います。そこで今回は、金婚式の歴史やちょっとした注意点、さらにはおすすめのプレゼントの種類などを紹介します。金婚式を開く予定のある方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
金婚式ってどんな行事?
まずは、金婚式という行事がどういったものなのかを紹介します。「金婚式って誰が何をするの?」といった、金婚式自体がどのようなイベントなのか知りたい方はぜひチェックしてくださいね。
金婚式の起源や概要
金婚式はそもそも結婚記念日の一つです。結婚記念日はイギリスから発祥したお祝い事で、日本だと文明開化が起きた明治時代に、明治天皇が大々的に銀婚式を祝ったことから一般社会にも広まりました。明治天皇が広めた25周年目を祝う銀婚式のほか、30周年目の真珠婚式や40周年目のルビー婚式など、年数に応じて様々な結婚記念日があります。その中でも記念すべき50周年目の金婚式は、国内外問わず一際大切にされているイベントです。
金婚式当日は家族や親族がそろってお祝いするのが一般的です。当事者である夫婦が主催して祝うというよりも、夫婦の子どもや孫など直系子孫、親しい親戚などが計画してお祝いします。子孫が食事会や旅行を計画して、50年歳月をともに過ごしてきた夫婦を祝うのです。お祝いの仕方に細かいマナーなどはありません。例えば、還暦を祝う時に赤いちゃんちゃんこを着るような、恒例の決まりはないので思う存分オリジナリティあるお祝いにしましょう。もちろん、食事会などとともに、プレゼントを用意するのも喜ばれますよ。
金婚式の注意点やお返しについて
金婚式に細かなマナーはありませんが、はじめて両親を祝う方にとっては祝儀の相場や注意点、そして祝われる側の夫婦にはお返しなど気になることがあると思います。ここで少し金婚式の注意点などを紹介します。
まず、金婚式では食事会・旅行・プレゼントで祝うのが定番ですが、ご祝儀をあげたい場合もあるでしょう。もちろん、金婚式でご祝儀をあげるのはマナー違反ではありませんので、両親・祖父母が喜ぶようであればご祝儀をあげてください。なお、ご祝儀に相場はありません。ベターなのは還暦祝いや古希、喜寿などの長寿を祝う際に渡すご祝儀や、銀婚式などで祝った時のご祝儀に少しプラスするくらいの金額です。また、友人として金婚式を祝う場合は、一般の結婚式で渡す30,000~50,000円程度が無難といえます。もちろん、20,000円などの偶数は割り切れるとして縁起が悪いとされているので、独自に慣習などがある場合を除いて偶数はなるべく避けましょう。お金を包むご祝儀袋にも独自の細かなマナーはないので、表に「寿」「御祝」などを書いて紅白・金銀で蝶結びしましょう。また、直接渡せない場合は、金婚式の1週間前後で送るように調整してくださいね。
一方で、金婚式で祝われた夫婦の疑問として「金婚式のお返しは必要なのかな?」といったことがあると思います。前提として、金婚式でお返しをする必要はありません。とはいえ、お返しをしたいと思う方も多いためか、夫婦でお返しを用意する場合もあるようです。お祝いの品としてはお菓子や額皿などが伝統的な引き出物のため人気で、好みがわかれないものがおすすめです。郵送する場合は事前にお礼や品物を送ったことを、手紙や電話、メールなどで知らせておきましょう。また、お返しをしない場合でも、電話などできちんとお礼を伝えることは忘れないでくださいね。
金婚式のお祝い方法
金婚式の解説をしたところで、次は金婚式のお祝いの方法を紹介します。食事会や旅行、プレゼントなど様々なお祝いの方法があるので、夫婦の好みに合わせて金婚式を精一杯祝ってあげてくださいね。
家族揃ってお祝い会を開く
金婚式のお祝い方法としてベターなのが、家族揃って食事会を開くことです。ホテルやレストランでいつもより少し特別感のある食事会を開いて、家族・親戚・友人でゆったりと楽しみましょう。なお、主賓の夫婦の容態に気を使った場所で開催するのも忘れないでください。例えば2人の足腰の状態を考慮して、身体に負担の少ない椅子やテーブルのあるレストランを選びましょう。必要であればバリアフリーなども充実した、ホスピタリティ抜群なレストランやホテルも検討するのがおすすめです。
また、自宅で金婚式を祝う会を開くのも良いでしょう。自宅は特別感こそないものの、レストランやホテルよりも落ち着ける魅力があります。加えてレストランなどのように予め参加人数を細かく決める必要がなく、家族だけでなく気軽に友人・知人も招待しやすいのも自宅ならではです。飛び入り参加の方に向けて、ドリンクやオードブルを少し多めに用意しましょう。
おすすめのプレゼントや相場
金婚式では子どもや孫が、夫婦に向けてとっておきのプレゼントを贈ることも定番です。プレゼントの定番は様々ですが、基本的に夫婦の趣味や好みに合わせて選びましょう。例えば、記念にずっと残るギフトとして、寝室・リビングなどで飾るものがおすすめです。名前をもじった詩の制作や、スライドショーなどの機能がついた多機能なデジタルフォトフレーム、2人で使うのに最適なマグカップなどは、半永久的に使い続けられるプレゼントになります。グッズ関連のプレゼントを贈る際は、タカハマライフアートなどのオリジナルグッズ制作サービスを利用してみるのもおすすめです。唯一無二のデザインを施したオリジナルTシャツやタオル、バッグ、ハンガーなどは、金婚式を祝うためのプレゼントアイテムとして向いています。もし、既存のグッズではなくて、オリジナルなアイテムを贈りたい場合は検討してみてくださいね。
また、思い出に残るギフトも人気です。温泉旅行・ものづくり体験・エステなどのチケットは、2人で一緒にゆったりと極上の体験ができます。このほかカフェやレストランなどの利用チケットも、2人にとってとっておきの思い出に残るでしょう。このほか、お花も金婚式を祝う定番のプレゼントです。キレイなカーネーションや造花入りのオイルランプやフラワリウム、ずっと枯れずに飾っておけるブリザードフラワーなどが代表的なお花のプレゼントといえます。なお、お花関連のプレゼントは、花粉症の時期を避けるなど配慮するのも大切ですよ。さらにはワインや日本酒、焼酎、ウイスキーなど人気のお酒のプレゼントも、2人の金婚式を祝う際におすすめです。プレミアなお酒や美味しいお酒は、夫婦ともにお酒好きであれば非常に喜ばれるでしょう。ワインや日本酒などは、食事のカタログや食品と一緒に贈って、ペアリング・マリアージュを楽しめるようなプレゼントにしてください。また、焼酎やウイスキーなどは、オシャレなロックグラスやおつまみセットと一緒に贈って、2人の晩酌を彩ってあげてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は金婚式やそのプレゼントについて紹介しました。金婚式は夫婦の50周年を祝うイベントです。子どもや孫が2人への思いを食事会や旅行、プレゼントに込めるのが大切です。もし、オリジナルなアイテムを夫婦に贈りたい場合は、タカハマライフアートなどの制作サービスをぜひ利用してみてくださいね。