
Tシャツは、シンプルだからこそ、センスや個性がダイレクトに伝わるファッションアイテムです。
オリジナルTシャツを自作したいけれど、「どんなデザインならおしゃれに見える?」「自分らしさを出しつつ、好印象も狙いたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、トレンドや人気ブランドの傾向を踏まえながら、自作にも既製品選びにも役立つTシャツデザインのアイデアをご紹介します。
さらに、異性からのウケを意識したモテるデザインが丸わかりなので、自分らしさと好感度のバランスをとりたい人にもぴったりの内容です。
あなたの「こんなTシャツ着てみたい」が見つかる一歩として、ぜひチェックしてみてください。
\ 法人様向けに割引もございます /
Tシャツのおしゃれなデザイン24選
シンプルなのにセンスが光る、それがおしゃれなTシャツデザインの魅力です。近年は、既製品を選ぶだけでなく、自作して個性を表現する人も増えています。
とはいえ、「おしゃれなデザインって具体的にどんなもの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。そこで今回は、今注目されている4つのデザインスタイルを厳選してご紹介します。
トレンドを押さえながらも、自分らしさを取り入れやすいジャンルをピックアップしました。これからTシャツを作りたい人も、購入を検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。
2025年注目のトレンドTシャツデザイン6選

トレンドジャンル |
特徴・傾向 |
モテ度(男性ウケ/女性ウケ) |
参考ブランド・代表例 |
---|---|---|---|
韓国・Y2K系 |
クロップド丈やビビッドカラー、ポップなプリントが特徴。90年代リバイバルの影響も大きい。 |
★★★☆☆ / ★★★★★ |
|
ヴィンテージ・レトロ系 |
70〜90年代の古着を彷彿とさせる風合い。ひび割れたプリントや褪せた色味が魅力。 |
★★★☆☆ / ★★★★★ |
|
グラフィック系 |
写真、イラスト、スローガンなど大胆にプリント。存在感あるデザインが人気。 |
★★★★☆ / ★★★★☆ |
|
ロゴ・ブランド系 |
ブランドのロゴやシンボルを前面に押し出したシンプルかつ強い印象のデザイン。 |
★★★★★ / ★★★☆☆ |
Supreme(ボックスロゴ)、MAISON KITSUNE(刺繍T) |
ストリート系 |
オーバーサイズ・ボックスシルエット+目を引くカラーやプリントで個性を演出。 |
★★★★☆ / ★★★☆☆ |
|
モード・アート系 |
抽象的な線画や芸術作品のようなグラフィックで、感度の高いファッション好きに支持される。 |
★★★☆☆ / ★★★★☆ |
Comme des Garçons Shirt、Jil Sander、アートプリントT |
トレンドの一つである韓国風デザインをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
▶︎人気の韓国風デザインで、周りと差がつくオリジナルTシャツを作ろう
定番でおしゃれなTシャツデザイン5選

トレンドを追いかけるのも楽しいけれど、やっぱり長く使えるのは「定番」のデザインです。とくにTシャツは季節を問わず活躍するアイテムなので、おしゃれな人ほど「定番T」を上手に使いこなしています。ここでは、1枚持っておけば間違いないおしゃれで定番なTシャツデザインを5つ、厳選してご紹介します。それぞれの特徴やブランド傾向も表にまとめているので、購入時や自作デザインの参考にしてみてください。
デザインジャンル |
特徴 |
代表ブランド・アイテム例 |
---|---|---|
無地Tシャツ |
シンプルでどんなスタイルにも馴染む。着回し力が抜群。素材やサイズ感で差がつく。 |
UNIQLO「エアリズムコットンオーバーサイズT」 |
ワンポイント刺繍Tシャツ |
胸元や袖口などに小さな刺繍入り。さりげないアクセントで上品な印象を演出できる。 |
MAISON KITSUNE「キツネ刺繍Tシャツ」 |
ロゴTシャツ |
ブランド名やスローガンを大胆に配置。シンプルながら存在感があり、ストリート感も演出可。 |
|
バンドTシャツ |
音楽バンドのロゴやツアーグラフィック入り。古着との相性が良く、カルチャー要素も強め。 |
|
カレッジTシャツ |
アメリカの大学名やエンブレムをモチーフにしたデザイン。アメカジ好きに人気。 |
ChampionやRussell Athleticのカレッジロゴ入りTシャツ |
さらにTシャツメーカーを詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にされてください。
▶︎オリジナルTシャツを作成する時に役立つメーカーブランド14選!
自然体でおしゃれに着こなすニュートラル系Tシャツ4選

主張しすぎないのに、なぜか目を引く、そんなTシャツデザインを探している方におすすめなのがニュートラル系のデザインです。
これらのデザインは、トレンドに左右されず長く着られるのはもちろん、素材や色使い、シルエットのバランスでこなれ感を演出しやすいのが魅力です。
ここでは、ナチュラルな雰囲気を求める人におすすめの4つのジャンルを、特徴・モテ度(男女別)・参考ブランドとともにご紹介します。派手さよりもセンスで勝負したい方は、ぜひチェックしてみてください。
ジャンル |
特徴 |
モテ度(男性ウケ/女性ウケ) |
代表ブランド・傾向 |
---|---|---|---|
ミニマル・シンプル系 |
無地やワンポイントの刺繍など、洗練された控えめなデザイン。清潔感と上品さが魅力。 |
★★★★☆ / ★★★★★ |
|
ナチュラル・エコ系 |
麻やオーガニックコットン素材。淡色やアースカラーで環境志向のライフスタイルとマッチ。 |
★★★☆☆ / ★★★★☆ |
|
ジェンダーレス系 |
男女問わず着られるニュートラルなデザイン。シルエットで遊ぶことができる。 |
★★★★☆ / ★★★★☆ |
|
民族・エスニック系 |
民族モチーフや伝統的なパターンを取り入れた自由度の高いデザイン。 |
★★★☆☆ / ★★★☆☆ |
チチカカ、民族柄古着、海外フェス系ブランド |
ジャンルのイメージが湧いてきましたら、デザインイメージの参考にこちらの記事もご覧ください。
▶︎旅行の記念に!思い出の写真をオリジナルTシャツにプリントしよう
Tシャツに描いたらおしゃれな言葉集

Tシャツデザインに「言葉」を取り入れると、その人の個性や気分、価値観をさりげなく伝えることができます。最近では、漢字の美しさや、英語のワードの響き、肩の力を抜いた脱力系の言葉など、バリエーション豊かなテキストデザインが人気です。ここでは、Tシャツに描いたらおしゃれに映える言葉をジャンル別にご紹介します。自作Tシャツを考えている方にも、購入時のポイントとしてもぜひ参考にしてください。
ジャンル |
例・具体ワード |
---|---|
四文字熟語 |
一期一会、百花繚乱、風林火山、花鳥風月、明鏡止水、起死回生、天下無双、温故知新、心機一転、不言実行 |
脱力系 |
なんとかなる、ま、いっか、ゆるっと、のんびり、ぼちぼち、だいじょうぶ、気にしない、おつかれさま、いいじゃん |
英語 |
Love、Peace、Hope、Freedom、Believe、Chill、Relax、Dream、Happy、Smile |
名言(英文+和訳) |
"Be yourself."(自分らしくあれ) "Stay hungry, stay foolish."(ハングリーであれ、愚かであれ) "Carpe diem."(今を生きよ) "No rain, no rainbow."(雨が降らなければ虹は出ない) "Less is more."(少ないことは豊かである) |
ワードが引き立つフォントのおすすめ記事もチェックしてみてください。
▶︎高級感を出すならネーム刺繍!すぐに使えるおすすめ刺繍フォント
おしゃれなTシャツブランド9選

Tシャツ選びで「おしゃれ見え」を狙うなら、ブランド選びも重要なポイントです。近年はストリートからモードまで幅広いジャンルで多様なデザインが登場しており、価格帯もプチプラからハイブランドまで揃っています。ここでは、ファッション感度の高いユーザーの間で話題となっている、今注目すべきおしゃれなTシャツブランド9選をピックアップし、それぞれの特徴と価格帯を表にまとめました。
ブランド名 |
特徴 |
価格帯(目安) |
---|---|---|
ストリートの王道。ボックスロゴなどシンプルながら存在感あるデザインが魅力。 |
約¥3,600〜24,500 |
|
洗練されたパリ発ブランド。キツネロゴ刺繍が象徴で、きれいめカジュアルに最適。 |
約¥10,000〜24,200 |
|
韓国発の人気ブランド。Y2K感やビビッドカラーの展開で若者から熱い支持を集める。 |
約¥6,050〜 |
|
アート風・グラフィック系のTシャツが豊富。ユニークな世界観が光るデザインが特徴。 |
約¥4,380〜 |
|
ハートロゴで有名なフランスブランド。シンプルながら上品で洗練された印象に。 |
約¥15,000〜25,000 |
|
定番の無地TやコラボTが人気。コスパ最強でデイリーにも使いやすいラインナップ。 |
約¥1,000〜3,000 |
|
トレンドデザインを手軽に取り入れられるプチプラブランド。若年層を中心に支持されている。 |
約¥1,000〜2,500 |
|
日本発のセレクトショップブランド。ベーシックながら程よくトレンドを押さえたTシャツが豊富。 |
約¥4,000〜10,000 |
|
ハイストリート系ブランド。モード感のあるTシャツも多く、デザインの幅が広い。 |
約¥1,890〜3,000 |
おしゃれなTシャツデザインの作り方
SNSやイベント、日常のファッションとして、オリジナルTシャツは自分のセンスやメッセージを表現する最高のアイテムです。ここでは、初めてでも失敗しにくい「おしゃれなTシャツデザインの作り方」を5つのステップでご紹介します。
デザインを考える

おしゃれなTシャツを作るうえで、最も重要なのが「デザイン」です。単に好みで選ぶだけでなく、テーマ性や全体のバランスを意識することが、洗練された印象を与えるカギになります。ここでは、初心者でもセンスよく見せるためのデザインの考え方を3つのステップに分けてご紹介します。
⑴ テーマやジャンルを決める
まずは、Tシャツ全体の“世界観”を決めるところから始めましょう。人気なのは、「韓国系」「Y2K」「ヴィンテージ」「ストリート」「アート」などのジャンル。ジャンルを決めることで、配色やフォントの方向性も自然と定まりやすくなります。たとえば、Y2Kならメタルやネオンカラー、ストリート系なら大胆なロゴやグラフィックが相性抜群です。
⑵ 使いたい言葉やモチーフを決める
Tシャツのデザインにおいて、言葉は強いメッセージ性を持ちます。最近では、「四文字熟語」や「英語の一言フレーズ」「脱力系ワード」などが人気です。「一期一会」や「Chill」「ま、いっか」など、シンプルだけど印象に残る言葉が好まれています。
また、モチーフには花・動物・風景・幾何学模様などがありますが、ジャンルとの親和性も重要です。たとえば、アート系なら抽象画やコラージュ風のモチーフ、ナチュラル系なら葉っぱや地球モチーフが合います。
⑶ 配色・レイアウト・フォントを決める
最後に、実際にデザインをTシャツ上に落とし込む作業です。配色は3色以内にまとめると統一感が出やすく、特に「白T×黒文字」や「黒T×ワンポイント赤」などの組み合わせが定番でおしゃれです。
レイアウトについては、中央配置だけでなく、胸元ワンポイントや袖、裾などもおすすめです。最近では、文字を縦書きにして和モダン感を出すデザインも注目されています。
フォント選びも大切で、英語なら筆記体やタイポグラフィ風、日本語なら明朝体や手書き風フォントが人気。フォント一つでデザインの印象が大きく変わるため、慎重に選ぶことがポイントです。
印刷するTシャツを選ぶ

デザインが決まったら、次はそのデザインをのせるTシャツを選びましょう。Tシャツの種類や素材によって、着心地はもちろん、仕上がりの雰囲気や印刷の発色にも大きく影響します。「なんとなく選ぶ」のではなく、目的や好みに合わせて選ぶことで、完成度の高い一枚に仕上げることができます。以下に、主なTシャツの種類とその特徴を表にまとめました。
Tシャツの種類 |
特徴 |
向いているデザイン・用途 |
---|---|---|
最も一般的なタイプ。厚すぎず薄すぎない中厚手。バランスが良く着回し力◎。 |
どんなデザインとも相性がよく、汎用性が高い |
|
厚手で耐久性があり、型くずれしにくい。重厚感があり高級感も演出できる。 |
ストリート系、ロゴ系など存在感のあるデザイン |
|
軽くて柔らかく、夏場にぴったり。やや透け感があるものも。 |
ナチュラル系、ミニマル系など柔らかい印象向き |
|
身幅や肩幅にゆとりがあり、今っぽいシルエットに仕上がる。 |
韓国系、Y2K、ジェンダーレス系におすすめ |
|
クロップドTシャツ |
着丈が短く、女性やトレンド志向の人に人気。 |
韓国系、Y2K、ガーリー系など |
袖までプリントが可能で、秋冬にも対応。 |
アート系、モード系などこだわりデザインに最適 |
|
オーガニックコットンや再生素材を使用。環境意識の高い層に人気。 |
ナチュラル・エコ系、シンプル系 |
印刷方法を選ぶ

Tシャツの印象を大きく左右するのが、デザインをどの方法で印刷するかという点です。印刷方法によって色の鮮やかさや質感、耐久性、コストなどが異なるため、仕上がりのイメージに合ったものを選ぶことが重要です。たとえば、くっきりとした色味でグラフィックを際立たせたい場合と、やわらかい風合いでナチュラルな雰囲気を出したい場合では、最適な印刷方法は変わります。ここでは、代表的な印刷方法とその特徴を比較しやすいように表形式でまとめました。
印刷方法 |
特徴 |
向いているデザイン・用途 |
---|---|---|
版を使って1色ずつインクを重ねる方式。発色が良く耐久性に優れる。 |
大量注文、ロゴTシャツ、学園祭・クラスTなど |
|
プリンターのようにTシャツに直接印刷。フルカラー対応で細かい表現も可能。 |
グラフィックT、写真デザイン、少量生産に最適 |
|
専用フィルムにインクをプリントし熱で圧着させる方法。フルカラー対応で細かい柄や文字もきれいに出せる。耐久性が強い。 |
カラフルなデザインや写真、少ロット・色やクオリティにこだわりたい方向き |
|
糸でデザインを縫い込む加工方法。高級感があり立体的な仕上がりになる。 |
ワンポイント刺繍T、ブランドロゴT、プレゼント用 |
|
昇華プリント |
熱でインクを気化させてポリエステル生地に浸透させる方法。色落ちしにくい。 |
スポーツ系、速乾Tシャツ、写真や総柄プリント |
シルクスクリーン印刷についてより詳しく知りたい人は以下の記事をチェックしてみてください。
▶︎シルクスクリーン印刷の自作方法!低予算OK&おすすめデザインソフトも
印刷箇所を選ぶ

Tシャツデザインをさらに魅力的に仕上げるためにはどこにプリントを施すかも重要なポイントです。同じデザインでも、印刷する位置によって印象が大きく変わることはよくあります。たとえば、胸元のワンポイントは控えめで洗練された雰囲気に、背中いっぱいのプリントは大胆で個性的な印象を与えます。
また、印刷箇所はデザインのテーマや用途に合わせて選ぶのがコツです。クラスTシャツやイベント用なら背中や袖へのプリントが人気ですし、おしゃれ着として使うならフロントやポケット付近が定番です。以下に代表的な印刷箇所と、そのデザインイメージをまとめました。
印刷箇所 |
特徴・デザインイメージ例 |
---|---|
フロント(胸元) |
最も定番の位置。ロゴやメッセージ、イラストを配置しやすく、視線を集めやすい。 |
フロント(中央) |
大きなグラフィックやスローガン向き。主張が強く、ファッションの主役になる。 |
ポケット上 |
さりげないワンポイントデザインにおすすめ。刺繍や小さなロゴで上品な印象。 |
バック(背中中央) |
背中全体を使った大胆なデザインが可能。バンドTやストリート系でよく見られる配置。 |
バック(首元下) |
控えめながら個性を出せる位置。ブランドロゴやシークレットメッセージなどに◎。 |
袖(片側) |
遊び心のあるアクセントに。ロゴやイラスト、小さな言葉をプリントするとトレンド感が出る。 |
すそ付近(裾 |
ユニークで珍しい配置。ちらっと見える位置なので、脱力系やひねりのある言葉が映える。 |
注文する

デザインとTシャツの仕様が決まったら、いよいよ注文しましょう。オンラインのオリジナルTシャツ作成サービスを利用すれば、テンプレートに画像や文字を入れるだけで簡単にシミュレーションと注文が可能です。価格帯や納期、対応素材などで選ぶと良いでしょう。1枚からでも注文できるサイトが多いので、まずは試しに1枚作ってみるのもおすすめです。
ここで重要なのは、「理想の仕上がりをきちんと形にできるかどうか」という点です。デザイン作成に時間をかけた分、注文時の確認が甘いと、実物とのギャップにがっかりしてしまうケースもあります。とくに、印刷業者ごとに対応やルールが異なるため、注意が必要です。
下記に、注文前に必ず確認しておきたいチェックポイントをまとめました。初めての方はもちろん、リピーターでも見落としがちな項目なので、ひとつずつ丁寧にチェックしておくことをおすすめします。
注文時のチェックポイント
- データ形式と解像度は適切か(推奨:AI、PNG、PDF/300dpi以上が目安)
- プリントサイズと位置は合っているか(中央寄せ・胸元・背面など指定した位置か確認)
- プレビュー画像や仕上がりイメージが確認できるか
- Tシャツのサイズ・カラー・枚数に間違いはないか
- 納期は希望日に間に合うか/繁忙期は余裕をもって
- 送料や追加料金がかかる条件を把握しているか
- キャンセルや修正、返品対応のルールは確認済みか
- 支払い方法(クレカ、振込、後払いなど)は希望通りか