皆さんは夏休みの自由研究で何をしましたか?植物を育てたり、工作をしたり…宿題といえど楽しみながら取り組まれた方も多いかと思います。
そんな夏休みの自由研究にオリジナルTシャツの作成はいかがでしょうか。オリジナルTシャツといえば業者に依頼して作ってもらう、と考えているかもしれませんが自分でプリントすることもできます。
この記事では夏休みの自由研究にもおすすめのオリジナルTシャツの自作方法を紹介します。作るときのコツや必要な道具をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
目次
オリジナルプリント作成に関することは
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そもそも自由研究は何故あるの?
まずは、自由研究がなんのためにあるのか解説します。
自主性を育てる
夏休みの自由研究は、お子さんの自主性を育てることを目的としています。他の夏休みの宿題は「ドリルの何ページをやる」「このプリントをやる」と言ったようにやることが決まっていますよね。
対して自由研究はテーマがありません。親御さんの協力があったとしても自分でテーマを決めて計画を立て、進行する必要があります。
新たな発見や将来の夢につながることも
テーマが自由なため、これまで出来なかったことや気になっていたことに挑戦するチャンスです。これまでにない発見をしたり、自由研究がきっかけで将来の夢につながることもあるでしょう。
親御さんにとっては頭を悩ませる時期かもしれませんが、お子さんの独創性や自主性を育てる一貫としてやりたいことをサポートしてあげましょう。
オリジナルTシャツの作り方
1.手書きで作る
1つ目の方法は手書きで作る方法で、布用のクレヨンやペンで手書きします。書いただけでは洗濯によって取れてしまいますが、あて布+アイロンで定着させることが可能です。
クレヨンによる手書きのため、広範囲に自由にデザインできます。色や柄など別のテーマを研究しつつ、Tシャツで実際に書いて表現するのもいいですね。
必要な材料
- 布用のクレヨン
- Tシャツ
- アイロン
- キッチンペーパー
キッチンペーパーは、アイロン時のあて布として使用します。「普通の布じゃダメなの」と考える方もいるかもしれませんが、コーティングがなく油分を吸い取る紙が必要なので、キッチンペーパーがおすすめです。
この後紹介する作り方に比べて、材料も少なく安価なのが特徴です。また、PCやミシンといった機械を使う必要もありません。
オリジナルTシャツの作り方
- 好きな絵や文字をTシャツに書く
- 描いた面をキッチンペーパーで挟む
- 適した温度でゆっくりとアイロンをかける
- 適宜紙を取り替え、紙に色がつかなくなると完成
描いた絵をアイロンで落ちないようにするだけなので、誰でも簡単に作れるのが嬉しいですね。一番思い出になりやすいのも魅力。一方で、アイロンは小さなお子さんには危険なので、大人の方が対応してあげましょう。
2.アイロンプリントで作る
2つ目はアイロンプリントで作る方法です。PCやスマホで用意したデザインを転写シートにプリントする必要があります。
とは言えせっかくの自由研究です。PCやタブレットを使って、自分でイラストやデザインを作ってプリントしてみてはいかがでしょうか。その他にもデジカメで撮影した写真もおすすめです。
アイロンプリントを活用した作り方は下記動画もチェック↓
必要な材料
- Tシャツ(綿100%推奨)
- アイロンプリント用のシート【アイロンシート、熱転写シート等アイロン(スチーム機能をOFFにできるもの)】
- インクジェットプリンター
- PC
- ハサミやカッター
Tシャツは綿100%推奨ですが、転写シートが化学繊維に対応していればOK。ただし生地の目が荒いTシャツは避けたほうがいいでしょう。
オリジナルTシャツの作り方
- デザインを作成してプリント(画素数は300dpiほど必要)
- 左右反転の必要があるかは転写シートを確認、転写シートにプリントする前に確認で普通紙にプリント
- ハサミかカッターでプリント部分を切り抜く
- スチーム機能はOFFにしたアイロンでシートを貼り付ける
- アイロンの温度・時間は厳守すること
- 付属の仕上げ用シートを乗せてアイロンがけ
デザインをプリントする際、ある程度の画素数がないとボヤケてしまいます。綺麗に印刷したいなら300dpiは用意したいところです。また、必要以上に長い、高温のアイロンを使用すると、転写シートが溶け出す可能性があります。温度や時間は厳守しましょう。
3.刺繍で作る
フェルトでワッペンを作ったり、ミシンで縫い付けたりという方法です。手書きとは違う温かみのある雰囲気に作れます。ミシンは危ないので、小さなお子さんは気をつけましょう。
刺繍を活用した作り方は下記動画もチェック↓
必要な材料
- ミシンとミシン糸(または 針と糸)
- 紙と鉛筆( またはPCとプリンター・USBメモリー)
- ハサミ
- 刺繍に使用する布(必要な場合のみ)
ワッペンを作る場合、上記に加えてワッペンの下地にする布と接着芯が必要になります。
作り方
- 手書きなら紙に、デジタルならPCなどで刺繍したいデザインを決めて印刷する
- はさみでパーツごとにすべて切る
- ワッペン用の布や土台の布に転写する
- 必要に応じて接着剤等で布をくっつける
- ミシンや手縫いで縫い付ける
夏休みのためだけにミシンを買うのは…と考えている方は、ミシンのレンタルサービスがおすすめです。ミシンや期間にもよりますが、買うよりは安く済みますし終わったら使わなくて場所を取ってしまう事態も防げます。
刺繍(ワッペン)で自作Tシャツを作りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
Tシャツを自作するときの注意点
つづいて、Tシャツを自作する際の注意点を紹介します。
転写シートの使い方をしっかりと確認する
対応している生地の素材や色味、アイロンの温度などは転写シートによって異なります。他の商品はこうだったから、サイトにはこう書いてたから、等にとらわれず商品の説明をしっかり確認しましょう。
不安なら端で確認
もし転写されるか不安なら、端で確認するか不要な布でテストしてみましょう。不要な布の場合は、Tシャツの素材や目の荒さが近いものにでないと意味がないので注意が必要です。
Tシャツ選びも忘れずに
転写シートで対応できる素材を選ぶことも重要ですが、この後部屋着として使いたいと考えているなら特に素材もこだわりたいところです。
部屋着なら綿100%がおすすめ
柔らかな肌触りで着心地がいいのが綿100%。また染色もしやすいため、他に理由がなければ綿やコットン100%がおすすめです。
白や淡い色
濃色用の転写シートもありますが、白いTシャツの方が綺麗に発色します。濃色だと色が沈んでしまう可能性があるため、できるだけ淡い色味のTシャツを選ぶと良いでしょう。
自作では再現できないハイクオリティー!オリジナルTシャツを業者にオーダーしよう
最後に当サイト・タカハマライフアートを一例に、ショップ・業者にオリジナルTシャツをオーダーする魅力を解説します。自作にはない良さがありますのでぜひチェックしてくださいね。
プロにプリントなどを任せられるから時短になる
オリジナル制作ショップを活用すれば、自作するよりも時短&手軽にオリジナルTシャツを作れます。オリジナルTシャツは少しでもデザインやプリント方法をこだわろうとすれば、結構な労力と時間がかかってしまうので、プロに制作を任せられるのはメリットです。
デザインシミュレーターを活用して気軽にデザイン体験ができる
タカハマライフアートをはじめ、一部のオリジナルアイテム制作ショップでは「デザインシミュレーター」というツールが搭載されています。デザインシミュレーターとは、Web上で視覚的にデザイン体験をした上で、オリジナルTシャツ制作のオーダーができる便利ツールです。
タカハマライフアートのデザインシミュレーターでは、デザインテンプレート・スタンプ・文字フォントなどが充実しており、初心者でも手軽にデザインができます。子どもと一緒にデザインシミュレーションできるのは、自作とはまた違う思い出になるでしょう。
高品質なTシャツをボディとして選べる
オリジナルTシャツをオーダーする際は、たいていの場合でTシャツ選びもできます。Web上で気になるTシャツをボディとしてチョイスして、お気に入りのデザインをプラスするのが可能。
その中ではオリジナルTシャツ作りに評判の高い高品質なTシャツもいくつかあるので、もしデザインのみならずTシャツ自体にもこだわりたい場合はおすすめです。ここでタカハマライフアートで用意している高品質なTシャツを紹介します!
ヘビーウエイトTシャツ
デザインにマッチする色合いのTシャツが欲しい時におすすめなのが、定番カラーを揃えたこのTシャツ。カラーだけでなくサイズ展開も豊富なので着る人を選びません。やや厚めの生地なのでしっかりとした着心地で、春~秋までほぼ一年中快適に着こなせます。
ハイクオリティーTシャツ
着心地や素材感にこだわった上質なTシャツです。首ヨレがしにくい仕様になっているなど、細かい部分にも気を配っています。アメリカンな風合いが特徴です。カラー展開が豊富なので、好みのカラーリングを選びやすいのも魅力!
プレミアムTシャツ
その名の通りすべてが「プレミアム」なTシャツ。タフで上質な着心地が自慢で、洗濯を繰り返しても長く着続けられます。ポイントは素材として採用している「コーマ糸」。コーマ糸ならではの繊細かつ丈夫な品質は、ほかのTシャツではなかなか得られません!
自由研究でオリジナルTシャツを作ろう
今回は夏休みの自由研究でオリジナルTシャツを作る方法を解説しました。業者に依頼しなくても、誰でも簡単にオリジナルTシャツを作ることが可能です。
ただアイロンや針を使うなど危ない作業もあるため、親御さんと一緒に作業することをおすすめします。手書きだけでなく写真のプリント等も可能なので、ひと夏の思い出にオリジナルTシャツを作ってみてはいかがでしょうか。