【生地の選び方徹底解説】高品質なオリジナルTシャツなら生地にこだわる! - タカハマライフアート

目次

  1. オリジナルTシャツづくりには生地選びが重要
  2. Tシャツの生地選びはなぜ重要?
    1. 着心地が変わる
    2. 耐久性の強さ
    3. プリント時の発色の良さ
  3. 生地選びのポイント1:素材の違い
    1. 綿(コットン)
    2. ポリエステル
    3. 混合素材
  4. 生地選びのポイント2:厚みの違い
    1. 3〜4オンス
    2. 5オンス
    3. 6オンス以上
  5. 生地選びのポイント3:編み方の違い
    1. 天竺(てんじく)編み
    2. 鹿の子編み
    3. スムース編み
  6. プリント方法と生地の種類には相性がある!
    1. シルクスクリーンプリント
    2. インクジェットプリント
    3. DTF
  7. 生地選びのポイントをマスターして、イメージ通りのTシャツを作ろう

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オリジナルTシャツづくりには生地選びが重要

オリジナルTシャツをつくるとき、デザインやプリント方法だけではなく「生地がいい」ことにもこだわってみませんか?

オリジナルTシャツのボディとなる無地のTシャツは一見どれも同じように見えますが、実は素材や厚み、編み方まで細かく特徴が異なっています。その特徴によってどんなシーンでの着用に適しているかも変わってきますし、対応しているプリント方法も変わってきてしまうので、ボディとなるTシャツ選びはとても重要なポイントなのです!

今回は、生地がいいTシャツを選ぶためのポイントについてご紹介していきます。

Tシャツの生地選びはなぜ重要?

まずは「生地がいいこと」にこだわることがオリジナルTシャツづくりにとってなぜ重要なのか、詳しく説明していきましょう。

着心地が変わる

Tシャツがなにを原料として作られているかによって、着心地は大きく変わってきます。Tシャツは素肌にそのまま着用することが多いので、できるだけ肌に優しく、心地の良い生地のTシャツを選びたいですよね。

耐久性の強さ

Tシャツの厚さによって変わってくるのが耐久性です。特にTシャツはお手入れが簡単なことが魅力の洋服でもあるので、何度も洗濯して繰り返し着用したいと考えている人も多いのでは。耐久性は生地選びの際に重要な検討ポイントになります。

プリント時の発色の良さ

オリジナルのデザインをTシャツにプリントする時、実はTシャツの素材とプリント方法の相性によってプリント部分の発色の良さや耐久性が変わってくるのです。プリント方法に合った生地を選ぶことも、品質の良いオリジナルTシャツを作る際には重要なことなのです。

生地選びのポイント1:素材の違い

まずは生地選びの最初のポイントとして、生地の素材についてご紹介していきます。

Tシャツの生地には、綿のような天然素材や、ポリエステルに代表される合成素材などたくさんの種類があり、それぞれ特徴が異なっています。

綿(コットン)

綿(コットン)は天然素材なので肌ざわりもよく、肌に直接触れるTシャツの素材の定番となっています。綿素材の魅力は、吸水性や通気性に優れていること。季節を問わずさまざまなシチュエーションで着用することができます。

綿素材のデメリットは、吸水性が高いために汗が乾きにくいこと。汗を大量にかくスポーツをするときに着用するTシャツの素材としては不向きでしょう。またシワがつきやすいという性質もあるため、お洗濯時や保管時には注意が必要です。

ポリエステル

ポリエステルは、化学物質を元に作られた化学繊維です。ポリエステル素材の最大の特徴は速乾性。汗をかいてもすぐ乾くので、スポーツのユニフォームにピッタリ。シワにもなりやすく、虫もつかないので、お手入れや保管が簡単です。

デメリットは、肌触りが綿素材に比べて劣ること、静電気が発生しやすいことがあるでしょう。

混合素材

混合素材は、綿とポリエステルを人工的に混ぜて作った素材です。配合の割合によって、綿とぽエリエステルのどちらの特徴が強く出るかが変わってきますが、基本的には両方のメリットが生かされている生地になります。

綿100%や、ポリエステル100%のTシャツに比べて価格が安めに設定されていることも魅力の一つですね。

生地選びのポイント2:厚みの違い

Tシャツの厚みも生地選びの重要なポイントです。生地の厚さを表す単位はオンス(onz)という単位。数字が小さくなれば生地も薄くなり、大きくなれば生地は厚くなります。生地の厚みごとの特徴を比べて、着用するシーンにぴったりな生地を選びましょう。

34オンス

かなり薄手の生地になります。やわらかく着心地は良いのですが、Tシャツの下に着たアンダーウェアが透けてしまうくらい薄いイメージです。耐久性もあまり強くありません。価格はかなり抑えられますので、イベントなどで数回しか着用しない場合にはコスト面で魅力がある生地の厚さになります。

5オンス

透けにくく、柔らかさもある生地の厚さが5オンス前後になります。耐久性も十分にあるので、最も定番の厚さといえるでしょう。

6オンス以上

しっかりとした厚みがあり、耐久性にも優れています。長く愛用したい人や、Tシャツ一枚で着てもボディラインがでることを避けたい人にはオススメの厚さになります。

生地選びのポイント3:編み方の違い

Tシャツの生地を作る時に採用される編み方の違いで、見た目や風合い、そして着用感も変わってくるので実は編み方も見逃したくないポイントです。

代表的な3つの編み方をご紹介しますので、生地選びの際の参考にしてみてくださいね。

天竺(てんじく)編み

「平編」や「メリヤス編」とも呼ばれる編み方です。天竺編みは、伸縮性が強く軽量で適度な通気性があるため、Tシャツの定番の編み方になります。

鹿の子編み

ポロシャツの生地に使用されることが多い編み方。伸縮性は天竺編みには劣りますが、通気性や吸湿速乾性に優れており、スポーツウェアとしても適しています。

スムース編み

なめらかで肌触りがよく、伸縮性に優れた編み方です。型崩れしないことが特徴で、シルエットがきれいに出るためおしゃれ着の編み方として好まれています。

プリント方法と生地の種類には相性がある!

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プリント方法には、版を作るシルクスクリーンや、プリンタでインクを直接ふきつけていくインクジェットプリントなど、さまざまな方法があります。実は、プリント方法と生地の種類には相性があり、間違った組み合わせでプリントするとせっかくのオリジナルデザインがきれいに再現されないので注意が必要です。

シルクスクリーンプリント

シルクスクリーンプリントは基本的にどんな素材でも対応できるプリント方法です。綿素材でもポリエステルでもOK。しかも、もともとの生地の色に影響されにくいので、濃い色の無地Tシャツを選んでも大丈夫です。ただし、撥水加工済みの生地にはインクが染み込まないため対応できなない場合もあります。

インクジェットプリント

インクジェットプリントは、綿素材のTシャツに適した方法です。綿素材は吸水性が高いためインクがしっかり着色し、色を鮮やかに表現できます。一方ポリエステル素材は水を弾きやすく、インクが染み込んでいかないため、インクジェットプリントではデザインを再現できない場合がありるので注意が必要です。

DTF

インクジェットで特殊なフィルムにデザインをプリントし、そのデザイン部分のみを熱で生地に圧着させる方法なので、どんな生地にも対応できます。この方法を使えば、インクジェットプリントで表現したかったフルカラープリントを、ポリエステル素材にプリントすることが可能になります。

生地選びのポイントをマスターして、イメージ通りのTシャツを作ろう

せっかくオリジナルTシャツを作るなら、クオリティーが高く長期間にわたって愛用できるものを作りたいですよね。そのためには、プリントのボディとなる無地Tシャツ選びがとても重要です!

今回ご紹介した「素材の違い」「厚さの違い」「編み方の違い」を抑えて、用途にぴったりなTシャツを選びましょう。

また、生地の素材によって相性の良いプリント方法も変わってきます。自分がプリンしたいデザインを一番きれいに再現できるプリント方法を確認し、そのプリント方法に対応している生地を選択することが重要です。

「検討ポイントがあって選ぶのが大変」という人は、プリント専門店の経験豊富なスタッフに気軽に相談してみるとよいでしょう。きっと用途に合ったぴったりのTシャツを紹介してくれますよ。

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