体育祭や文化祭など、チーム・クラスでおそろいのTシャツを作るとき、どんなデザインにするか悩みますよね。SNSなどで見てみると、前面にプリントされているクラスTシャツが特に人気のようです。
しかし、イラストを描いたり、ロゴを作ったりとみんなが納得するデザインを考えることが難しいと感じることもありますよね。そんな時はシンプルに背番号や背ネームをメインにして、チームTシャツっぽいデザインを検討してみてはいかがでしょうか?
数字や名前のみのシンプルなデザインですが、カラーやテキストとの組み合わせを工夫するだけでチームの個性をしっかりアピールできる優秀なデザインでもあるのです。今回は、背番号・背ネームTシャツを作るために最適なプリント方法や、デザインのポイントを紹介していきます。
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背番号・背ネームをプリントする最適な方法
オリジナルTシャツを作る際には、さまざまなプリント方法から目的に合った最適な方法を選ぶことになります。プリント方法によって可能な表現・風合いはもちろん、Tシャツの製作コストも大きく変動するため、オリジナルTシャツ作りにとってプリント方法は大事なポイント。
特にチームメンバーごとで背番号や背ネームのデザインが変わってくる場合、版を作るようなプリント方法だと割高になるので注意が必要です。
オススメ①:カッティングラバー転写プリント
カッティングラバー転写プリントとは、決まった色のラバーシートをカットし、熱でプレスして転写する方法のこと。ラバーシートにはメタリック色や蛍光色、グリッター色などさまざまなバリエーションが用意されています。
転写プリントのメリット
最大のメリットは版代がかからないことです。1枚ごとに異なる背番号や背ネームをデザインしても費用を抑えられます。
また、ラバーシートを圧着する方法なので、ボディとなるTシャツの素材を選びません。スポーツ系のドライTシャツだと綺麗な発色が難しい場合もありますがこの方法であれば安心です。洗濯を繰り返しても色落ちしにくいことも特徴です。
おすすめポイント
- リーズナブルに作れる
- 幅広い素材のTシャツに使用可能
転写プリントのデメリット
カッティングラバー転写プリントは、シートをカットしてプリントするため細かいデザインは苦手。またラバーシートのカラーが指定されているので繊細なカラー指定が難しいことがデメリットです。
ここに注意!
- 細かいデザインはやりにくい
- ハイクオリティーなTシャツは作れない
オススメ②:インクジェットプリント
インクジェットプリントは、いわゆる家庭用のプリンタと同じ仕組み。デジタルデータを読み込み、プリンタで生地にインクを吹きかけてデザインをプリントしていきます。版の製作やインクの調合といったコストがかからないことが特徴です。
インクジェットのメリット
小ロットから低価格で作れることが大きな魅力。デジタルデータを調整していくだけなので、1枚1枚背番号や背ネームが異なる場合でも手頃な価格で作成できます。フルカラー対応なので、高解像度の写真や複雑なデザインも色鮮やかにプリント可能です。
おすすめポイント
- 一人~家族で作る際に価格を抑えられる
- フルカラーによる鮮やかな色彩
インクジェットのデメリット
インクジェットプリントのデメリットは、ポリエステルやナイロンなど化学繊維が含まれている素材と相性が悪いことです。化学繊維がインクを弾いてしまい、発色が綺麗に出ません。
また、ラメや蛍光色など特殊カラーに対応していないことにも注意が必要です。
ここに注意!
- プリントするTシャツが限られる
- 特殊なカラー演出ができない
オススメ③:DTF
インクジェットをより発展させたようなプリント方法です。インクジェットプリントのフィルムを、デザイン部分のみ熱で圧着させて作ります。版を作らずに専用のフィルムによる制作が最大の特徴です。
DTFのメリット
フィルム使用による1枚~複数枚までリーズナブルに作成できるのがメリットです。また、インクジェットに負けず劣らずのフルカラー演出も大きな魅力といえます。デザインの再現性でいえば転写プリントとインクジェットを凌駕します。
なお、当サイト・タカハマライフアートでは、背番号デザインは基本的にDTFにて対応しています。最新鋭のマシーンで発色良く番号を表現可能ですよ。各アイテムページにあるデザインシミュレーターを活用すれば、好きなところに配置してチーム仲間とデザインを確認しながら、手軽&無料でチームTシャツが作成できます!
おすすめポイント
- リーズナブルに作れる
- フルカラーかつ再現度の高いデザイン性
- どんなアイテムでも対応可能
DTFのデメリット
最新のマシーンを活用しているため、良くも悪くも発色がよくメリハリのあるデザインになります。インクジェットなどが演出する柔らかで、優しい風合いを求める人にはおすすめできません。また、高度な技術でプリントするため、自宅ではあまり採用できないのも留意しておきましょう。
ここに注意!
- 人のぬくもりを感じる独特な風合いやアジはあまりない
- 自宅では再現不可能
おしゃれな背番号・背ネームの入れ方の3つのポイント
文化祭や体育祭など仲間同士でイベントを楽しむために作るオリジナルTシャツであれば、思い出に残るようにデザインにもこだわりたいですよね。
背番号や背ネームといったシンプルなデザインでも、チームの特徴や雰囲気を表す個性豊かなオリジナルTシャツを作ることは可能です。難しいデザインスキルは不要。これからご紹介する3つのポイントを押さえるだけなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①フチどりや特殊カラーで番号をはっきり目立たせる
イラストやロゴで差をつけるデザインと違って、背番号や背ネームがメインとなるデザインでは、いかに数字やネームを際立たせるのがポイントになります。最も簡単な方法が、数字やネームをフチ取りプリントすること。フチをとるだけでグッと数字やネームが引き立ちます。
フチをとる時はフチの色や文字中の色を選べば、オリジナルな組み合わせができます。縁取りを一重と二重にどちらにするかでも印象が大きく変えるでしょう。また、写真映えを狙うならキラキラひかるラメ入りのカラーや、ゼブラ柄やヒョウ柄といったアマル系の総柄にすると個性的なデザインになりますよ。
②プリント位置でもデザインに個性を発揮
プリント位置を変えるだけでも、Tシャツの全体的な印象が大きく変わるので工夫したいポイント。背中全面に大きくプリントするデザインがよく見られますが、ちょっと控えめに首したにワンポイントという方法も可愛いです。テキストを入れる場合には、縦に入れるデザインも個性的になりますよ。
また、背番号・背ネームといっても必ずしも背中にプリントする必要はありません。背中に荷物を背負ってしまったり、寒い季節でTシャツの上から上着を羽織るような場合は、背番号が見えなくなるので、胸にプリントするデザインにすると良いでしょう。
③テキストとの組み合わせでチームの特徴を表現
背番号だけプリントするデザインもシンプルで素敵ですが、注目度を高めたいのであればテキストと組み合わがおすすめ。チームの特徴や雰囲気を表すことができ、一層チームの個性をアピールできるでしょう。
チーム内でのニックネームx背番号
文化祭や体育祭など正式なスポーツの試合でない場合は、本名ではなく普段呼ばれているニックネームをプリントするデザインもおすすめ。後々になって写真を見返した時に「こんなふうに呼び合っていたんだな」と、当時の楽しかった日々を思い出すきっかけにもなるでしょう。
チームのスローガン
スポーツチームであれば、「一致団結」「一球入魂」などチームのスローガンとなる言葉と背番号の組み合わせはいかがでしょうか。それぞれの背番号の上に共通の言葉を入れることで、チームの結束力がアピールできますよ。
流行りのキーワードやおもしろワード
背番号だけではなく、オモシロ背ネームと組み合わせるとユーモア溢れるデザインになります。例えば「弁当男子」「推しに夢中」など、その人の人となりを表した一言と背番号を一緒にプリントしてみましょう。普段あまり会話したことがなかったメンバーともコミュニケーションのきっかけになります。
ユニークなデザインを目指すのであれば、SNSで使うように「#○○」や「@○○」というように記号と組み合わせて表現すると個性がアップして注目度が上がるでしょう。
インスタ映えを狙うなら並んで言葉が完成するデザイン
みんなそろってインパクトのある記念写真をとりたい場合は、それぞれの背中に入れた言葉が、全員並ぶと意味をもつというデザインはいかがでしょうか。一人の背中を見ただけでは意味がわかりませんが、全員並ぶと一つの文章になるという仕掛けはなんともユニークです。
背番号・背ネームTシャツ作りにおすすめのアイテム紹介
最後におすすめのアイテムを紹介します。どれも背番号や背ネームを入れる時におすすめのアイテムなので、もしボディ選び迷っている場合は参考にしてみてください。
ヘビーウェイトTシャツ
どんなオリジナルTシャツ作りにも採用される定番のボディです。こちらはほど良い厚みと抜群の着心地、さらにトレンドカラーを揃えている魅力たっぷりなアイテム。サイズも幅広いので、チームTシャツを作るのに向いています。
ドライTシャツ
ポリエステル素材採用の軽やかな着心地が大きな魅力。速乾性能と吸汗性を兼ね備えた高性能アイテムのため、体育祭などの屋外イベントで重宝します。スポーツ・アウトドアといったアクティブシーンには絶対こちらがおすすめですよ。
プレミアムTシャツ
刺繍対応可能なプレミアムなTシャツです。刺繍は背番号デザインにあまり使われないデザイン方法ですが、ネーム刺繍になるので型代なしでリーズナブルにデザインできます。また、刺繍ならではの独特な高級感も魅力なため、刺繍で個性的な背ネームを入れたい時にはぜひお試しください。
背番号・背ネームTシャツでチームの個性をアピールしよう
シンプルなように見えて、背番号・背ネームで表現できるデザインのバリエーションは無限大!工夫次第でチームの個性をアピールできます。個性豊かなデザインは、インスタ映えする写真も撮れますね。
一枚一枚デザインが異なるので、プリント専門店にオーダーするときのプリント方法選びに注意して、みんなで思い出に残る最高の1枚を作ってみてはいかがでしょうか。