今さら聞けない!帽子のマナー・エチケットとは? - タカハマライフアート

帽子好きでも帽子のマナーってよくわからない…。調べてみてもなんだかピンとこないというか、現代もそのとおりのマナーなのか?と考えさせられます。

でもずっと帽子をかぶっていたいとは言え、人の迷惑になったり礼儀に反していては大人の常識が問われます。

やはり社会人として押さえるところは押さえておかないといけませんよね!

本記事では帽子のマナーやエチケットを解説します。

目次

  1. 昔から伝わる帽子のマナー
  2. 判断に困ったらこう考えよう
  3. 変化しつつある「帽子」に対する意識
  4. 【最後に】マナーだけでは解決できないこと

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昔から伝わる帽子のマナー

まず、「男性と女性でマナーが違う」、「カジュアルとフォーマルでもマナーが違う」、「西洋と東洋でもマナーが違う」、ということが、マナー違反かどうか判断しにくい理由のようです。

男性の場合、玄関、室内、エレベーター内では帽子をとるのが基本で、人と挨拶する時や女性と話をする時も帽子をとるのが礼儀とされています。

女性の帽子は髪飾りと見なされているため、麦わら帽子の類を除けば 「脱がなくても良い」というのが西洋式の正式なマナーのようです。

しかしながら日本の礼儀では、人様のお宅に伺ったときは、「玄関に入る前にコート、帽子、マフラーなどはとるもの」とされているため、混乱が生じる訳です。

判断に困ったらこう考えよう

年代によっては「私は室内では帽子は脱ぎなさいと育てられました」という方も多く、いくらオシャレでやっていても、年上の人や、目上の人(先生や医者など)の前では帽子はとるというのが無難ですね。

もちろん友達同士、カフェでお茶とかなら許容範囲ということなのですが。TPOに応じて使い分けることが大切です。

映画館や混み合った電車内など、ブリムの広い帽子は他の人に迷惑をかけてしまいます。

また、食事の時などは、お店の雰囲気などにもよりますが、帽子をとった方がよいこともあります。

特に日本では、帽子に関するマナーが一般に浸透していないようなので、周囲の様子を察して対応することが必要かもしれません。

先ほども述べたように、女性の帽子は服の一部とみなされ、たとえ室内であろうと、とらなくてよいといわれています。

でも畳の部屋に上がる場合、かぶったままというのはやはり違和感がありますよね。

そういう風に日本独自の生活習慣の中で、紳士の帽子も臨機応変に考えれば良いという時代が来たようです。

変化しつつある「帽子」に対する意識

客室乗務員(CA)やナースなど、女性憧れの職業もいつのまにか「帽子」が廃止されてきているようです。

世の中の「帽子」に対する意識が、「フォーマルからカジュアルなものへ」と変わってきているのかもしれません。

そもそも昔は、きちんとした格好といえば男女共に帽子を被ったようです。

しかし、近年はあまり被らなくなりました。でも、他の意見もあるようです。

白衣などと比べ、芯のあるナースキャップは洗濯しにくく、そのため洗濯頻度が下がり、不潔ではないかという指摘がなされました。

CAの帽子に関しても同様の考え方ではないかと思います。確かに帽子ってあまり洗濯しないですからね。

また、不況でどこの企業も経費の節約を考えての廃止とも言われています。参考までに。

【最後に】マナーだけでは解決できないこと

こんな意見もあります。

帽子を被ったままでいる、という事を単にマナー云々だけで判断しない方がいいのではないかと思います。

年配者であろうが若年者であろうが、病気や怪我によって帽子を被っていないと過ごせなくなるケースが多いのです。

髪が生え揃うまでの期間や、場合によっては生えない時に、この”マナーが”という観点からの判断だけでは現実に生活が出来なくなります。

マナーを優先させるのみの判断をされる方は、室内だからと帽子を取ったときに、その人が髪がまだらに生えていたとして奇異の目で見ないと断言できるのでしょうか。

飲食店で背後から聞こえるヒソヒソ話や、帽子を取った瞬間の一瞬の独特の沈黙。

それを考えるとマナーだけで感情的に話す事柄ではないように感じます。

いろいろな意見を参考にし、自分で判断することが正しいマナーなのかもしれません。

マナーが分かったうえで、自分だけのオリジナルキャップを作ってかぶってくださいね。

Tシャツよりもキャップのオリジナルプリントはあまり見かけないので自慢になりそうですね。

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