時間がなくても諦めない！最短期間でオリジナルTシャツを作るコツ

体育祭や部活動で全員おそろいのTシャツを着たい時や、世界に一つだけのデザインがプリントされたTシャツをプレゼントしたい時など、オリジナルTシャツは1枚からいろいろな場面で活躍します。

「オリジナルTシャツを作りたい！」と思い立ったとき、まず最初に考える大切なことは「作り方」「予算」「スケジュール」の3つ。

特に数日後のイベントに間に合わせたいというような急ぎの場合は、納期に間に合うようなスケジュールかどうかが重要になってきます。

今回は急ぎでオリジナルTシャツを必要とする人が、スムーズにプリント専門のお店にオーダーするためのポイントやコツをご紹介したいと思います。

まずは、オリジナルTシャツをお店にオーダーするまでに必要なステップを確認しましょう。

「何から始めたらいいんだろう」「いくらかかるのかな」と悩んでいるうちに、気がついたらどんどん日数が経って間に合わなくなってしまった、というようなこともあります。どんなステップを踏んで進めていくのかが予めわかっていれば、スケジュールも立てやすくなるでしょう。

オリジナルTシャツを作るためにお店と詳細確認をすることが大変そう、というイメージもあるかもしれませんが、実は基本的にはたったの３ステップだけ。

しかもほとんどのお店が全てネットやメールでのやり取りで完結するので、スピーディーに進みますよ。

STEP１：素材Tシャツやプリント箇所を決定

まずは素材となる無地Tシャツを決めましょう。Tシャツの生地といっても、「色」「素材」「生地の厚さ」「サイズ」など用途や予算に応じて種類はたくさんあります。着用シーンと目的をしっかり整理して、予算にあった素材Tシャツを選びましょう。

またプリントTシャツ一枚の基本価格は、プリント1ヶ所、1色の場合であることが一般的です。プリント箇所が増えれば料金も変わってきますので、見積もりをとる前にどこにプリントしたいのかイメージを固めましょう。

STEP２：無料見積もりで料金確認

素材となるTシャツやプリント箇所を決めたら、お店に見積もりをとりましょう。オリジナルTシャツのプリント料金は、素材となるTシャツやデザインの大きさ、使う色の数などさまざまな条件によって変わってきます。

見積もりは無料ですし、お店のサイト上で簡単に試算できるところもありますので、まずはイメージしているオリジナルTシャツを作るのにいくらかかるのかを把握するといいでしょう。

また、見積もりは複数店舗にとるのがオススメ。お店によって様々な割引キャンペーンを実施しているので、Tシャツ1枚あたりの価格だけ比較していても本当にお得な料金プランのあるお店アドうか分かりにくい場合もあるからです。

納得した料金のお店が見つかったら、発注に進みましょう。

STEP３：デザイン入稿と正式発注

つぎにデザイン入稿をして発注になります。

お店は送られてきたデザインデータをもとにプリントデータを作成します。デジタルデータはもちろん、手書きイメージや写真からデータを作成するサービスを無料で提供しているお店もあるのでデザインデータ作成に自信がない人も安心。

内容確認の連絡がきて、特に問題がなければそのままそのまま入稿とプリント作業開始になります。もし修正が必要であれば何度かお店のスタッフとやりとりが発生することになりますので、急ぎの場合はなるべく修正がないよう依頼を正確に行いましょう。

オリジナルTシャツをプリント専門店にオーダーする場合、1週間ほどかかる場合が一般的です。もちろん枚数やプリント方法によっても変わってきますが、急ぎで必要となった場合は最短でどれくらいで作ってくれるのでしょうか。

「オリジナルTシャツ」「最短」でウェブ検索すると、「即日発送」「2日後お届け」と驚くほどのスピード対応をしてくれるお店がたくさん出てきます。

しかし、短納期でオリジナルTシャツを作る場合はいくつかの制限がつくことが多いので注意が必要です。短納期発注をする際に大事なポイントを紹介しますので、お店選びの際の参考にしてくださいね。

あくまで「発送」であることを忘れずに

 

少し注意したいのが、お店側がホームページに掲載している「最短翌日」という対応日はあくまで「発送日」であることです。商品が自分の手元に届く「納品日」ではありません。

関東圏などお店に近い場合は翌日到着が可能ですが、本州以外だと商品到着までにプラス1日かかるのが一般的。北海道／九州／四国／伊豆・小笠原諸島など離島は出荷日の翌々日以降の到着になります。

また、お店が土日対応してない場合もあるので要注意です。最短翌日発送といっても土日がお休みのお店ですと、金曜日に注文完了であれは発送は早くて月曜になる可能性も考慮しなくてはなりません。しっかりと「到着予定日」を確認しましょう。

中には納期保証をしてくれるお店や、東京都内であればバイク便で当日納品対応が可能なお店も。リアル店舗でオーダーして店舗受け取りというパターンであれば最短数時間で受け取り可能というケースもあります。

素材Tシャツが限られている場合もある

素材Tシャツのカラーが白黒のみであったり、ドライTシャツは対応不可など、スピード対応プランに対応している素材Tシャツが限定されている場合があります。

また素材Tシャツの価格もやや高めに設定されておりますので、予算的にも少し余裕を持っていた方がいいでしょう。

デザイン作成期間が含まれるかを要チェック

納期の早さでお店を比較する時、お店を選ぶ一つの基準となるのがデザインツールの有無です。

自分で完成されたデザインデータを作って入稿できる場合や、デザインツールを使用する場合は最短当日または翌日発送となります。その一方で、発注後にデータ作成を依頼する場合はプラス1営業日必要になるなど、スケジュールが変わってきます。

デザインの作成を自分でできるのかお店に依頼するのかに注意して、お店を選びをしましょう。

特急料金や最低発注枚数にも注意

お店によっては、スピード納品に対応するために特急料金が必要になるケースがあります。また、最低発注枚数が決められているお店もありますので、よく確認しましょう。

急ぎの場合こそ早めにお店に問い合わせて、しっかり料金体系を確認することをオススメします。

スピード納品をしてくれるオリジナルTシャツプリントのお店を5つ、比較してみましょう。ほとんどのお店が即日または翌日発送をしています。

大きな違いはお店がデザインデータを作ってくれる期間を含むかどうか、になります。

店舗名	最短発送日	デザインツール	注意事項
TMIX	即日発送 （当日9時AM発注完了）	あり	ツール以外で入稿用デザインデータを作成する場合、プラス1営業日必要
PrintMedia	翌日発送 （当日AMに発注完了）	なし	入稿用デザインデータ作成も期間内に対応可能
UP-T	即日発送 （当日9時AM発注完了）	あり	入稿用デザインデータを作る場合は別途日数必要
タカハマ ライフアート	即日発送 （当日正午12:59発注完了）	なし	入稿用デザインデータを作る場合は別途日数必要
クラTジャパン	翌日発送 （当日午前中発注完了）	なし	入稿用デザインデータ作成も期間内に対応可能 納期保証あり

短い期間でオリジナルTシャツを作るためには、お店のスタッフだけではなく発注した側の協力も重要です。

お店のスタッフは超特急でさまざまな作業を進めていくので、デザインや詳細確認の連絡などはすぐに応答できるようにスタンバイしておきましょう。

また商品が到着したら、数量間違いなど万が一の場合に備えてすぐに開封して確認することをオススメします。

「オリジナルTシャツがすぐに必要」という場合も、諦める必要はありません。スピード対応してくれるお店がたくさんあります。

スムーズにオリジナルTシャツを作るための最初のポイントは、発注までに必要なステップを整理しておくことです。お店はあくまで発注完了から作業に入るので、それまでに自分で進められることをいかに抜け漏れなく進められるかが、制作時間を短縮するための重要なポイント。

また、お店選びの際にも注意が必要です。短納期対応でオリジナルTシャツを作る場合は、素材Tシャツの数が限定されていたりデザインデータの制作期間は含まれていなかったりと、お店によって条件が変わってきますので、まずはお店に直接相談して納期を相談すると確実でしょう。

ポイントさえ抑えれば、短い期間でオリジナルTシャツを作ることは難しいことではありません！コツをおさえて、気軽にオリジナルTシャツ作りを楽しみましょう。