オリジナルTシャツにロゴを入れる際の注意点は?著作権について解説 - タカハマライフアート

お気に入りのブランドのロゴやキャラクターがある方の中には、そのロゴを使って「自分だけのオリジナルTシャツを作りたい」と考える時があるかもしれません。

オシャレなロゴ入りオリジナルTシャツは魅力のあるアイテムなのですが、いくつか事前に知っておきたいポイントや注意点があります。

今回は、ロゴ入りオリジナルTシャツを制作する際に、あらかじめ知っておきたい注意点・ポイントを紹介します。オリジナルTシャツにロゴを入れてみたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。


ブランドロゴ入りオリジナルTシャツの魅力

まずは、ブランドロゴが入ったオリジナルTシャツの作り方や種類、そしてその魅力を紹介します。ロゴ入りオリジナルTシャツには細かい注意点などがありますが、その前にオリジナルTシャツ自体の作り方や大まかな種類についてチェックしておきましょう。

ブランドロゴ入りオリジナルTシャツの作り方

ブランドロゴを入れたオリジナルTシャツは、主に2つの作り方があります。まずは基本的な作り方の解説です!

オリジナルTシャツを自作する

1つは自作で、オリジナルTシャツを作る方法です。スプレーやインクなどを使ってTシャツに着色するステンシルプリントなどは、100均ショップで道具を揃えられる気軽な制作方法として人気があります。

クオリティはまちまちですが、自分で一から作るため愛着がわきやすいのが魅力といえましょう。

オリジナルTシャツ作りをプロにオーダーする

お急ぎ案内

オリジナルTシャツ制作サービス・ショップにオーダーして、オリジナルTシャツを作る方法です。

「Up-T」「TMIX」「タカハマライフアート」など、日本には様々な制作ショップがありますので、自分の好みや目的にマッチするショップを選べます。

ある程度の費用はかかるものの、人気のショップを利用すれば高クオリティなオリジナルTシャツを作れるのが特徴です。

ロゴデザインの考え方とは?

ロゴをデザインする際はまず、手書きでラフ案を作ってイメージを膨らませるのが大切です。例えば企業の社内イベントで着用するTシャツには、企業や部署のサービス・歴史などから想像できるイメージを、デザインに落とし込みましょう。

イメージを膨らませて手書きで自由にラフ案を作ったら、そこからパソコンに具体的なイメージ図を描いていけば大丈夫です。

もし、オリジナルTシャツ制作ショップに依頼する場合は、完成度を高めるために、できるだけイメージを固めてからオーダーするようにしましょう。

オリジナルTシャツのロゴの種類

オリジナルTシャツに入れるロゴには、いくつか種類があります。代表的なのが文字をそのままデザイン化したロゴタイプで、文字を筆記体などにしてオシャレにしたものです。例えば「コカ・コーラ」などのロゴは、この種類の代表的なものといえます。

また、シンボルマークという、個人や団体の象徴であるマークをデザインした種類も人気です。有名スポーツブランドの「ピューマ」のヒョウや大手IT企業の「Apple」のリンゴマークなどは、シンボルマークの代表例です。

このほかロゴとシンボルを組み合わせた種類などもあり、発想次第でいくらでもオシャレなロゴデザインをオリジナルTシャツに入れられますよ。

ブランドロゴ入りオリジナルTシャツの注意点・ポイント

ブランドロゴ入りオリジナルTシャツの概要を紹介したところで、次は細かなポイント・注意点を解説します。ブランドロゴ入りオリジナルTシャツは、手軽に制作できるうえにオリジナル性をアピールできるため人気が高いです。

しかし、たとえどのような着用用途だとしても注意しておきたいことがあるので、もし作ろうと考えている場合はあらかじめチェックしておきましょう。

ロゴをデザインする時は著作権に注意!

ブランドロゴ入りオリジナルTシャツを制作する時に、絶対に注意しておきたいのが著作権に関することです。ここで著作権について解説しますので、あらかじめ覚えておいて余計なトラブルに発展しないようにしましょう。

そもそも著作権とは?

著作権とは知的財産権のうちの1つです。特定の発明や創作物を発案者の財産として、一定の期間で保護する権利のことを知的財産権というのですが、著作権はその中でも「作品の創作者がその作品をどう扱われるか決定できる権利」を指します。

所謂、パクリや無断使用から、創作物とクリエイターを保護するための権利として一般的に知られています。

商業利用すると著作権侵害?

ブランドロゴ入りオリジナルTシャツは、場合によってこの著作権の侵害に当たってしまう可能性があるのです。

人気アパレルブランドやマスコットキャラクターのロゴを無断で拝借して、オリジナルのTシャツとして商品化して収入を得てしまった業者が、商標法違反容疑で逮捕されるのはたまにニュースで取り上げられます。

この業者のしていることは当然のことながら違法であり、商業目的の点からしても悪質といえるでしょう。

プライベート利用ならセーフ?

この悪質な業者のようなケースが絶対的に違反している一方で、プライベート用でロゴ入りオリジナルTシャツを作り着用する場合はグレーな部分となっています。

著作者が「個人的・家庭内で使用する場合はOK」としている場合は、個人で楽しむ範囲ならば著作権に触れないとされているのです。ここで作ったオリジナルTシャツを第三者に渡すなどすると、著作権違反になるので注意してくださいね。

オリジナルTシャツショップの受注体制について

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個人利用のロゴ入りオリジナルTシャツを作る際に、もう一点留意しておきたいのが「既存のロゴ入りオリジナルTシャツを、制作ショップにオーダーしても作ってもらえない」ということです。

着用するのがユーザー個人であったとしても、ショップは制作過程で利益を得てしまうことになるので、人気ショップのほとんどはリスクを考えて受注してくれません。有名なショップになるほど、オーダーに対する財産権チェックは厳しくなっています。

このことから、もし既存のブランドロゴなどをTシャツに入れて使いたい場合は、自作で作ったうえで自宅内でのみ着用するしかありません。以上のように、ロゴ入りオリジナルTシャツを作る際は、著作権についてよく考慮したうえで作るかどうか考えましょう。

安心安全のTシャツ制作ショップ「タカハマライフアート」の著作権規定を確認!

アレンジ・パロディにするのがポイント

オリジナルTシャツにロゴを入れる際、著作権ひいては知的財産権を考慮する必要があります。そのため、ロゴ入りオリジナルTシャツを作る際は、既存のブランドロゴやキャラクターをアレンジ・パロディして、Tシャツにデザインするのがおすすめです。

例えば近年、学生を中心に流行している「韓国風ブランドロゴTシャツ」では、「oioi(オーアイオーアイ)」「Paragraph(パラグラフ)」といった人気ブランドのロゴを独自にアレンジしています。個性的でオシャレな韓国風ブランドロゴTシャツは、本家のブランドロゴTシャツに負けず劣らずSNSでも人気沸騰中です。

アレンジしているロゴを使用する場合は、ショップでも対応してくれるケースも多いです。ロゴ入りオリジナルTシャツに興味がある際は、既存のロゴをアレンジして作ってみてはいかがでしょうか。

オシャレでオリジナルなロゴ入りTシャツを作ろう

今回はオリジナルTシャツのロゴについて紹介しました。ロゴにはブランドやメーカーに著作権があるため、無断で大々的にオリジナルTシャツとして制作するのはリスキーです。

もし、ロゴ入りオリジナルTシャツを作りたい場合は、好きなブランドロゴを適度にアレンジしたものを入れましょう。

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