パソコンや旅行カバンなど、様々なアイテムに対してオリジナリティを演出できるステッカー。お店にはたくさんの種類が売られていますが、自分の理想とするステッカーを作ってみたいと思いませんか?
そこで今回は、ステッカーを自作する方法をご紹介します。ステッカーとシールの違いや自作するメリット・デメリットもまとめていますので、オリジナルステッカー作りに興味のある方はぜひ参考にしてください!
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ステッカーとシールは何が違う?
「ステッカー」に似ているものとして「シール」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。実際として、お店にいくと「シール」として売られているものと、「ステッカー」として売られているものがあるので、少し困惑する人もいるかもしれません。
この2つに明確な線引はありません。しかし、ステッカーは長い期間や屋外で使用されることを想定し、耐水性・耐候性に優れていることが多いです。
例えば旅行用のカバンに貼る場合、雨風や紫外線に耐性がないとすぐに劣化してしまいます。車や自転車などに貼る際にもこれらの要素は大事です。
ステッカーを自作する方法
ここでステッカーの自作方法を紹介します。いくつか方法を載せているので、自分の好みにマッチする方法をチョイスしてください。
インクジェットプリンターで作成
用意するもの
・スマホ または PC(デザインを作成する目的で使用)
・プリンター
・ステッカー用の用紙(ラベルシール)
・カッター
・カッターマット
・ハサミ(あると楽)
・マスキングテープ
・カッティングシート(ステッカー用紙に付属している場合は不要)
デザインはPCで作成できますが、スマホからプリンターにデータを送れるならスマホでも作成可能です。
作成の流れ
1.スマホやPCでデザインを作成する
デザインが苦手であれば、素材サイトを参考にしてみてください。
2.プリンターでステッカー用の用紙に印刷する
3.数時間乾かす
詳細な時間は商品を確認、分からなければ3時間程度は乾かす
4.ホコリを優しく落とし、カッティングシートを貼る
5.ハサミやカッターで適切なサイズにカットする
カッターを使う場合は、カッターマットを使って机が傷つかないように注意
以上が自作で作る場合の流れになります。プリンターこそ必要ですが、デザインを作って印刷して切るだけです。
デザインさえ作れれば、その後の作業はそこまで難しくありません。デザインが苦手…という方は、作られたデザインを使用したり、素材サイトを参考にしてみるといいでしょう。
カッティングマシンで作成
カッティングマシンとは?
カッティングマシンとは、作成したデザインを自動で切り抜ける機械です。1台あればなんでも対応できるわけでなく、使用可能な用紙や素材がマシンごとに異なります。
お値段は安くて2万円程度ですが、平均して4~7万円程度です。お安いお買い物とは言い難く、プリンターより用途が限られるため、今後の作成頻度や前述のやり方や後述で紹介する方法で事足りるかをしっかり確認しましょう。
用意するもの
・PC
・カッティングマシン
・カッティングシート
・ピンセットや針など
カッティングマシンがカットしてくれるため、カッターやハサミは必要ありません。モニターがついているカッティングマシンであれば、PCも不要です。
作業の流れ
1.ステッカーにしたデザインを用意する
2.カッティングマシンのみで操作ができない場合、PCでカッティングソフトを起動し、
切り取るラインを設定する
3.カッティングマシンを使ってカッティングシートをカットする
4.印刷後の不要な部分を、ピンセットや針を使って取り除く
5.転写用の透明シート(リタックシート)を貼り付ける
専用のマシンを使うということもあって、プリンターを使った方法より簡単に作成できます。
ステッカーを自作するメリット・デメリット
ステッカーを自作するメリット・デメリットはどのようなものでしょうか。ここでチェックしておきましょう。
【メリット1】理想的なステッカーを作成できる
自分で作成するわけですから、好きなデザイン・色合い・サイズで作成できます。貼るアイテムや大きさに合わせて調節できるのは大きなメリットです。
【メリット2】オリジナリティがある
デザインも自作すれば、世界に一つだけのステッカーが作れます。他の人と被りたくないならうってつけの方法と言えるでしょう。
【デメリット1】初期費用が必要
プリンターやカッティングマシンなど、機材を持っていない場合は揃える必要があります。場合によってはPCが必要です。それぞれ数万円はするため、ステッカー1枚のためにそこまでお金をかけるのは難しい人も多いでしょう。
すでに機材が揃っているなら安価で作れる
もしすでに機材が揃っているなら、必要なものはシートのみ。カッターやハサミも必要ですが、これらは100均や文房具やでも安価で購入可能です。機材さえ揃っているなら、費用を抑えて作成できます。
【デメリット2】手間がかかる
データの作成から始まりプリンターでプリントしたりカットしたり…。これらの作業はステッカーの形が複雑なほど時間がかかります。
カッティングマシンを使っても、カス取りなどで手間はどうしてもかかってしまいます。
この手間や時間も込みで手作りの醍醐味と思えるなら問題ありませんが、楽に作れると考えていると痛い目をみるかもしれません。
業者に依頼して作ってもらうことも可能
上記の作り方をみて、できるだけ手間をかけたくない、不器用だから心配、機材にお金をかけたくない!と思う方もいらっしゃるはずです。
そういった方は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。デザインはこちらで用意する必要がありますが、その後の面倒な作業は一切不要。支払いを済ませると自宅まで届けてくれます。
デザイン関連のサポートをチェック
PCでのデザイン作業に不慣れ、苦手ならサポートサービスを確認してみましょう。なかにはデザインシミュレータが用意されていたり、デザインカタログが使えるところもあります。
より高クオリティなものを作れる
専用の機械で作られるため、自宅のプリンター等で作るよりも高クオリティに仕上がるでしょう。また、耐水性や耐候性の度合いは業者によりますが、こちらも自作より剥がれにくくできます。
必要な枚数は事前に確認
業者の中には1枚から購入できるところもあれば、大ロット注文前提の業者もあります。下限が決まっていないか、大ロット注文の場合は割引が可能かなどを、注文前にしっかり確認しておいてください。
コストが安く済む?
機材すらないなら安く済む
手元に機材すらないなら、それだけで数万円かかります。機材から揃えることを考えると、安価で済ませられるでしょう。
送料がかかることで高くなることも
ステッカー1枚であっても送料がかかることが多いです。かかる送料はおよそ500円程度。1枚しか買わないのであれば、ステッカーより送料の方が高いということもありえます。
自宅でオリジナルステッカーを作ってみよう!
いかがでしょうか。今回はステッカーを自作する方法をご紹介しました。
インクジェットプリンターやカッティングマシンを使って簡単に作ることが可能です。初期費用はかかりますが、既に持っているなら安価で作成できます。
また手間をかけて作りたくない、より高クオリティに作って欲しいのであれば、オリジナルステッカーを作れる業者に依頼するのも一つの手です。
この記事を参考に、ステッカーを自作してみてくださいね!