Tシャツやニットなどのアイテムには、「リブ」というパーツ加工が施されているものがあります。リブがついているかどうかによってアイテムの雰囲気が変わるので、リブの有無はコーデを考える際にも意外と大切な要素です。
今回は男女問わず人気が高まっているリブについて紹介します。記事後半には男女別のコーデの組み立て方も解説するので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Tシャツのリブの特徴や魅力
まずは、Tシャツに施されている「リブ」について、その特徴や魅力について紹介します。「リブってそもそもなんのこと？」「リブあり・リブなしでどう違ってくるの？」といった疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Tシャツのリブとは？
Tシャツなどについているリブとは、横編み（＝リブ編み）の編地でできた襟・袖口・裾などにつけるパーツのことを指します。まるで「あばら骨（英語でrib）」のように見える編地だったことから、そう名付けられたそうです。
日本だと1962年に和歌山県の島精機製作所が設立されて以降、本格的にリブが広まっていきました。
Tシャツ・セーター・ワンピースなどのアイテムのおける編地と認識している方もいるでしょうけど、アパレル業界だとリブはあくまでもアイテムのパーツとされています。リブとはあくまでもアイテムの付属品なのです。
リブの特徴
リブの主な特徴は伸縮性と、アコーディオンのようなうねのある編地、柔らかな風合いと肌触りです。裾・袖口などを絞る目的で使用される資材の中では、リブは高級資材にあたります。
リブの素材は糸で、Tシャツやニットなどと同じです。横編機という機械を使って、染色した糸を編んで作ります。
リブを構成する要素
リブの編地にはいくつか種類があり、使う糸・ゲージ・針の抜き方・編み方などによって特徴が変化します。
- リブ糸：保温性の優れているウール、肌触りの良いコットン、コストを安く仕上げられるアクリル、光沢感があるポリエステルなどがリブの素材として使われる
- ゲージ：編地の肌理を表現する単位
- 針の抜き：ゲージ内の針を何本に何本針を抜いて編むかのこと。抜き具合によって編地の凹凸の深さが変わる
- 編み方（糸の取り本数）：糸を何本使って編むかで、編地の仕上がり方が変わる
以上がリブの仕上がりに影響を与える要素です。このほか細かな製法などによっても仕上がりが異なります。
Tシャツのリブありとリブなしの種類
ここまでリブの歴史や概要について解説してきたところで、ここからはTシャツの袖口についているリブについて深掘りしていきます。
Tシャツの袖口におけるリブあり・リブなしについて、その特徴・魅力を紹介していくので、Tシャツの袖口の仕様について知りたい方はぜひチェックしてください。
リブ付きTシャツの特徴
Tシャツの袖口のリブは伸縮性・耐久性の高さなどが魅力です。機能性が高いので着替えもしやすいといった点も特徴といえます。リブ部分の長さは様々ですが、コーデ中にアクセントを付けるためには長めのリブがおすすめです。
この一方で、見た目のスマートさやスタイリッシュさがあまりなく、どうしてもカジュアル・ワイルドな雰囲気になりがちなのは注意しておきたいところです。
リブなしTシャツの特徴
リブなしデザインの場合、袖口がスッキリとした見た目になるので、上品さやスタイリッシュさがアピールできるのが魅力です。一方で袖口の耐久性が低くなるのはデメリットといえるかもしれません。
なお、このリブなしにもいくつかの種類があり、代表的なものとしてはスリット入り・バインダーの2つが挙げられます。まず、スリット入り袖口は切れ込みの入ったタイプで、エレガントな雰囲気と耐久性を兼ね備えています。
また、バインダーは伸縮性の高いリブでバインダー処理したもので、完全なリブなしよりも耐久性がやや高いのが魅力です。
リブつきTシャツの着こなし方とは？
ここからはリブつきTシャツの着こなし方を紹介します。男女別でリブつきTシャツの着こなし方をまとめているので、着こなし方を迷っている方は参考にしてくださいね。
【男性編】リブつきTシャツでワイルドな印象に
男性向けの袖口にリブがついているTシャツは、ワイルドさやカジュアルな印象を重視したい場合はおすすめです。
袖口のリブでアクセントをつけられるので、シンプルなコーデに取り入れることで個性を出せますよ。例えばリブつきのロングTシャツの上に、半袖のYライン・Tシャツを重ね着してみるとオシャレにできます。
ここでリブのアリ・ナシのコーデのポイントをチェックしていきましょう。
リブ編みTシャツはコーデのアクセントに取り入れやすい
このほか袖口だけでなく生地全体にリブ編みを施したTシャツであれば、ミリタリーシャツと組み合わせてワイルドなアメカジスタイルを作れますよ。
リブつきTシャツは良くも悪くも個性が出やすいので、ほかの派手な柄物などと合わせるとゴチャゴチャした雰囲気になってしまうので注意してくださいね。華美でないシンプルなコーデのアクセントとして取り入れるのが、リブつきTシャツの着こなしのコツですよ。
リブなしTシャツはスタイリッシュにきまる
一方でリブなしのTシャツは、スリット入り・バインダーなどの種類を問わず基本的にスタイリッシュで、エレガントな印象を作れます。例えばテーラードジャケットなどと組み合わせて、キレイめなジャケパンスタイルを構築するとスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
柄が入っている場合を除き基本的にシンプルな印象を作るので、もしコーデに個性を出したい場合はほかのアイテムでアクセントを付けるのがおすすめです。
アウター・パンツ・シューズ・小物類などどれでも良いので、ちょっとした柄やワンポイントが入ったアイテムを入れてみてはいかがでしょうか。
【女性編】リブつきTシャツで柔らかな雰囲気に
女性ファッションにおいて、リブつきTシャツはここ数年のトレンドになっています。縦に縫い目のデザインが入った「リブT」は、女性らしい柔らかな雰囲気を表現できるので人気が高いのです。
リブつきTシャツでスタイルアップ
一枚着るだけでほどよく柔らかな雰囲気を出せるリブTは、例えばワイドなシルエットのパンツと組み合わせると全体にメリハリを出せます。トレンド感も追えている着こなし方であり、腰の位置が高く見えるスタイルアップコーデとしておすすめです。
また、リブTコーデにアクセントをプラスしたい場合は、帽子・ベルトなどをオンすればこなれた印象を作れます。さらに、シューズに関してはノーヒールのカジュアルなものがおすすめです。
女性ファッションにおけるリブTはキレイめながらも女性らしい雰囲気があるので、足元をカジュアルダウンさせておくのがポイントになります。
リブつきTシャツはカラー展開が充実している
女性向けのリブTは色の幅も広いです。例えば王道のホワイトやシックなブラック、トレンド感のあるブラウン、上品なグレーなどがあります。自分で演出したい雰囲気に合わせてリブTを選びましょう。
オリジナルリブつきTシャツの作る時のポイント
当サイト・タカハマライフアートをはじめ、オリジナルTシャツ制作ショップのいくつかでは、リブつきTシャツを下地にしてオリジナルデザインをプラスできます。世界で一つだけのオリジナルリブつきTシャツは、ほかと一味違うオシャレを楽しめるのでおすすめです。
最後にタカハマライフアートで用意しているリブつきTシャツや、リブつきTシャツを作る時に役立つサービスをちょっぴり紹介します！
急ぎのプレゼントやイベントに利用したい！お急ぎプラン
タカハマライフアートでは急ぎのプレゼントなどに対応できるプランを用意しています。「急にプレゼントを用意しなきゃいけなくなった！オリジナルのリブつきTシャツをプレゼントしたいけど、どうすれば間に合うかな！？」といった時に、タカハマライフアートの「お急ぎプラン」を活用してみてください。
リブつきTシャツをはじめ、様々なオリジナルアイテム制作を即日・翌日で制作して発送しますので、イベント・プレゼントにきっと間に合いますよ。納期が迅速なだけでなく、職人がしっかりと要望のデザインをプリントするので、プレゼントで失敗したくない時におすすめです。
オリジナルTシャツ作りにおすすめ！リブつきTシャツ3選
タカハマライフアートではオリジナルデザインをプラスできるTシャツアイテムをたくさん用意しており、その中でもリブつきTシャツは高品質だと評判です。ロングセラーを記録しているTシャツや定番のリブつきアイテムなどもあるので、ここで一部紹介します！
オーガニックコットンロングスリーブTシャツ
オーガニックコットン採用のロンTです。オーガニックならではの柔らかで自然な着心地は、春・秋などをより一層快適なものにします。袖口にリブをつけて、シンプルながら程よいアクセントをアピールできます。ナチュラルコーデ・コロニアルカラーコーデなどに重宝する人気アイテムです！
4.7オンスドライシルキータッチロングスリーブTシャツ
こだわりぬいた最高品質のロングスリーブTシャツで、なめらかな着心地がたまりません。袖口をリブつきにしていることもあり、秋・冬のスポーツやアウトドアなどアクティブシーンに大活躍します。さらにはUVカット仕様もしているので、夏の日焼け対策としても有効です。季節問わずおすすめの逸品！
オープンエンドマックスウェイトロングスリーブTシャツ
カラバリ・サイズ展開が豊富なオープンエンドTシャツ。ポリエステル素材を使用しており、ドライ仕様のため速乾性が高くアクティブシーンに最適です。夏でも快適に過ごせるように、裏地は涼し気なメッシュ生地にしています。リブつきであるほかにも様々なところで気が利いた贅沢なアイテムといえますよ。
リブつきTシャツを上手に取り入れてオシャレコーデを完成
今回はTシャツのリブについて解説しました。リブが施されているか否かで、アイテムの雰囲気は大幅に変わります。ここまで紹介してきたリブの魅力を理解したうえで、リブつきTシャツをコーデに取り入れてオシャレになってみてくださいね。
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