きちんとたたんで収納したはずの洋服が、着るためにクローゼットから取り出したらシワだらけ。そんな経験はありませんか。どんなにおしゃれな洋服も、シワがついていると残念な印象になってしまいますよね。特に長袖の洋服は、袖が長い分シワがつくと目立ってしまうものです。
洋服がシワにならないように収納するためには、洗濯をした後に正しい方法でたたむことが大切です。
今回は、長袖の洋服にシワがつかないようにキレイに、かつ、コンパクトにたたむ方法をご紹介します。なお、たたんだ洋服にシワをつけないように収納する工夫もあわせてご紹介します。
オリジナルプリント作成に関することは
お電話でもお気軽にご相談ください!
営業時間 10:00-17:00 (土日祝日を除く)
【基本編】一度覚えれば超簡単!長袖のたたみ方
長袖の正しいたたみ方は、一度覚えればとても簡単。今回ご紹介する方法ではやっかいな袖が内側にしっかり収まるので、収納時に崩れたりせず家事の効率もUPします。
慣れれば早い!長袖をたたむ時の基本手順
長袖の洋服のたたみ方を、Tシャツの例でご説明します。
- 後ろ身ごろ(背中の部分)を表にして広げ、左右の袖を縫い目に沿って内側へ折ります。反対側の裾に向かって折るような形になるので、服の袖がクロスします。
- 一方の身ごろの脇を、洋服の中央線に合わせるように折りたたみます。
- もう一方の身ごろの脇も、中央に合わせて折りたたみます。
- Tシャツの裾を持ち上げて、長方形になるように襟に向けて二つに折りにたたみます。
- Tシャツを表に返して、収納の大きさに合わせて2、3回折りたたみ完成です。
【こちらもチェック】長袖Tシャツの基本的なたたみ方
ビジネスシーンのマストアイテム・長袖Tシャツは、下手にたたんでしまうとすぐにシワができてしまいます。そうならないように動画でもたたみ方をチェックしておきましょう。
【立ったままできる!】簡単な長袖のたたみ方
状況によってはテーブルなど置き場所がなく、立ったまま長袖をたたむケースもあるでしょう。そんな立ったままで長袖をたたみたい時は、こちらの動画を参考にしてみてください。
たたみ方でシワをつけない・崩れない基本の「き」
シワをつけないようにたたむためには、「しっかりシワを伸ばしながらたたむ」ということが基本。どんなに正しい手順でたたんでも、変なところに折り目がついたままだとその箇所がシワになってしまいます。
慣れるまではシワをしっかり伸ばしながらたためるように、広く平らな場所で作業するのがオススメ。素材によっては洗濯後にシワがついてしまうものもあるので、アイロンでシワを伸ばしてからたたみましょう。
さらに美しくたたみたい方へオススメの便利グッズ
基本のたたみ方どおりやってもシワが残ってしまう人や、お店のように同じ大きさに揃えてたたみたい人には、クリアファイルや洋服折りたたみボードを使用してみてはいかがでしょうか。
初心者さんやお子さんでも簡単にきれいな形に仕上がりますよ。
クリアファイルを使えば一瞬でショップ並みの完成度!
美しくたたむためのポイントは、身ごろに真っ直ぐな折り目をつけることです。しかし、目視で真っ直ぐに折るというのは慣れないとなかなか難しいもの。そこで折り目をつけるガイドラインとして活躍するのがクリアファイルなのです。
最初にクリアファイルを襟の上に縦方向に置き、左右の身ごろをクリアファイルにそって折り込みます。あとは基本の手順通りにたたみ、最後に下半分をクリアファイルの短辺に沿うように折り曲げ、ファイルを引き抜けば簡単です。
クリアファイルが家にない場合は、同じようなサイズの厚紙や下敷きなどでも同様にたたむことができるのでぜひ試してみてください。
こどものお手伝いグッズとしても活躍!洋服折りたたみボード
洋服折りたたみボードは、薄いボードの上に洋服を広げパタパタと折りたたんでいくだけで洋服がきれいにたためてしまうという便利グッズです。同じサイズにたためるので、収納時の見た目がすっきりするのも特徴。
Tシャツやカットソーだけではなく、厚手のニットやボトムにも活用できる優れものなので、今までたたむことに苦戦していた洋服も、この洋服折りたたみボードがあれば簡単にたたむことができます。
また、子どもがおもちゃ感覚で使うことができるほど使い方が方法が簡単なので、遊び感覚でお手伝いしてもらうことにも役立つでしょう。
【応用編】コンパクトに収納したい方にオススメなたたみ方
収納スペースが少ないとつい詰め込み過ぎてしまい、シワがついてしまう原因にもなります。
少ない収納スペースにすっきり整理整頓したい方にオススメなたたみ方は、4つ折りにして立てる収納方法と、くるくる丸めて立てて収納する方法の2つ。それぞれのポイントをご紹介していきます。
一目で着たい洋服が見つけられる立てて収納する方法
厚手のしっかりした生地の洋服にオススメな方法です。一目で着たい洋服がどこにあるのかわかるので、洋服選びもスムーズになるでしょう。同じ大きさになるようにたためば、デッドスペースもできずに少ない収納スペースでもすっきり収納することができます。
たたみ方
たたみ方のコツはとても簡単。以下の3ステップで綺麗に畳んでみてください。
- 基本的のたたみ方①〜③まで進めてください。
- 襟のほうを持ち上げ、裾上から5cmくらいところまで折り返します。裾ピッタリまで折り返さないことがポイントです。
- 折り曲げた部分から、裾に向かって三つ折りにします。
これで厚みがしっかり出るので、立てて収納しても崩れにくくなります。
薄手の洋服にオススメな丸める収納方法
インナー用など薄手の長袖は、丸めて収納がオススメ。柔らかい素材の洋服は収納時に型崩れしてしまうのが悩みの種ですが、こちらの方法であればすっきりとまとめることができます。
たたみ方
- 最初に裾の部分を5cmほど裏側から折り返しておきます。
- 基本のたたみ方③までは同じようにたたんでください。
- 基本のたたみ方とは逆に、襟元の方からくるくると巻いていきます。
- 最後に、①で折り返しておいた裾の部分をひっくり返しましょう。ここがポケットのようになって、たたんだ洋服が収納の中で崩れてしまうのを防いでくれます。
シワを防ぐ収納グッズも活用しよう
頻繁に洋服を出し入れしていると、どうしても収納の中で洋服がごちゃごちゃになりがち。その度にたたみなおすのは面倒ですが、放っておくとシワの元に。
そこでオススメなのが収納グッズの活用です。仕切り板や仕切りつきボックスを使って、洋服どうしがぎゅうぎゅう詰にならないようにすることでシワを防ぐことができます。
また、立てて収納する場合はブックエンドで一枚づつ仕切りをつける方法もオススメですよ。
100円ショップで買える、便利な収納グッズ
100円ショップで販売されている収納グッズも便利ですので、ぜひ使ってみてください。
■ダイソー「TATEMU(Tシャツ収納BOX)
Tシャツをたたんで、そのまま本のように立てて収納できるBOX。インテリアのように見える収納にもできることがポイント。
■CanDo「Tシャツロール」
Tシャツやタンクトップを丸めて止めることができるシート。厚手のタイツやレギンスの収納にも活用できます。
たたんだ洋服がシワだらけ。そんなガッカリ体験はもうしない
一見難しく見えるお店に並んでいるようなキレイな洋服のたたみ方ですが、コツさえつかんでしまえばとても簡単。正しいたたみ方をすれば、収納する際に崩れてたたみ直すことも、シワがついてしまった洋服にアイロンをかけることもなくなるので、家事の効率もアップします。
収納スペースに合わせたたたみ方をマスターすれば、少ないスペースでも洋服を詰め込むことなくすっきり整理することができます。
シワのない洋服を着ると、気分も上がりますよね。便利グッズも活用して、ぜひたたみ方や収納を工夫してみてくださいね。