季節を問わず活躍するTシャツ。シンプルなものからブランドのロゴ入りTシャツ等、世の中には数多くのTシャツが販売されています。
この記事では、この世でたった1つのオリジナルTシャツを作りたいという方に向けて、Tシャツを自作する方法をご紹介します!自作する時のコツやメリット・デメリットもまとめています。
思い出の写真入りTシャツを作りたい、1から自分で作ってみたいかたにもおすすめです!ぜひ最後までご覧ください。
オリジナルプリント作成に関することは
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オリジナルTシャツを自作する方法
早速、オリジナルTシャツを自作する方法を紹介します。いくつか方法があるので、好みに合った方法でオリジナルTシャツを作ってみてください。
アイロンプリントで作成
アイロンプリントを活用した方法は、オリジナルTシャツ作りの王道ともいえるものです。特にこだわりがないのであれば、アイロンプリントで作ってみると良いでしょう。
用意するもの
・アイロンプリント用のシート(アイロンシート、熱転写シート等)
・アイロン(スチーム機能をOFFにできるもの)
・プリンター(インクジェットプリンター)
・パソコン
・Tシャツ(綿100%推奨)
・ハサミやカッター
必要なアイテムは上記6点です。Tシャツは綿100%推奨ですが、転写シートが化学繊維に対応していれば問題ありません。
ただし、生地の目が荒いTシャツは向いていないので避けたほうがいいです。
作り方
1.デザインを作成してプリント
└ パソコン使って作成する。画素数が低いとプリント時にぼやけるため、300dpiほどは必要。
└ 左右反転の必要があるかは、転写シートを確認する
└ 転写シートにプリントする前に普通紙にプリントして仕上がりを確認
2.ハサミかカッターでプリント部分を切り抜く
└ 余白を残しながら切り抜く
3.アイロンでシートを貼り付ける
└ Tシャツのシワはしっかりと伸ばす
└ スチーム機能はOFFにする
└ アイロンの温度・時間は厳守
4.付属の仕上げようシートを乗せてアイロンがけ
アイロンやプリンター、パソコンなど必要なものが多いですが、お気に入りの写真など幅広いデザインに対応できるのがメリットです。
アイロンプリントでのオリジナルTシャツ作成を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
刺繍で作成
刺繍は特有の高級感や味わいを演出できる方法です。一風変わったオリジナルTシャツを作りたい場合はぜひお試しください。
用意するもの・ミシンとミシン糸 または 針と糸
・紙と鉛筆(またはPCとプリンター・USBメモリー)
・ハサミ
・刺繍に使用する布(必要に応じて)
(ワッペンを作る場合)
・ワッペンの下地にする布
・接着芯
作り方
1.刺繍したいデザインを決める
└ 手書きなら紙とペンで作成
└ PCならデザインして印刷
2.はさみでパーツごとにすべて切る
3.ワッペン用の布や土台の布に転写する
└ ワッペン用の布に転写した場合は、パーツごとに切り、土台の布のに並べる
└ 必要に応じて接着剤等で布をくっつける
4.ミシンや手縫いで縫い付ける
└ ワッペンの場合はジグザグ縫いがおすすめ
アイロンプリントのように自由にフルカラーのデザインをプリントすることはできませんが、刺繍ならではの温かみが魅力です。
刺繍(ワッペン)で自作Tシャツを作りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
オリジナルTシャツを自作するときのポイント
つづいてオリジナルTシャツを作る時の、ちょっと役立つポイントを解説します。とっておきのアイテムにするために、ポイントを抑えつつ自作してみてください。
Tシャツ選びにこだわる
プリントのデザインも重要ですが、素材選びも同じくらい重要です。着心地やプリントの完成具合にも関わるので、徹底的にこだわりましょう。
おすすめは綿100%
自作Tシャツを選ぶ上でおすすめなのは綿100%。柔らかな肌触りで着心地がいいのが嬉しいですね。また、プリントに関しても化学繊維より綿素材がおすすめです。
【オリジナルアイテムの下地におすすめ】ヘビーウエイトTシャツ
綿100%で作ったTシャツで、優れた着心地や頑丈さが魅力です。オリジナルアイテムを入れるための下地として重宝します。
なお、ショップにデザイン案含めてオーダーして、オリジナルアイテム制作を丸投げすることも可能。自作するか、ショップのプロに任せるか好きな方法を選んでください!
白 or 淡い色味
濃色用の転写シートもありますが、白いTシャツの方が綺麗に発色します。濃色だと色が沈んでしまう可能性があるため、できるだけ淡い色味のTシャツを選ぶと良いでしょう。
【オリジナルアイテムの下地におすすめ】特急ドライTシャツ
オーダーから4営業日で発送するTシャツ。オリジナルTシャツ作りに最適なホワイトのほか、ネイビーなども用意しています。
また、速乾性に優れている点や、オリジナルデザインを入れられるのもおすすめポイントです。
転写用道具の使い方をしっかりと確認する
転写シートによって対応している素材、Tシャツの色味が異なります。また使い方やアイロンを当てる時間も違うので、プリントする前にしっかりと確認してください。
不安なら端で確認
例えばポリエステル対応の転写シートを買ったとしても、本当にしっかりとプリントできるか不安ですよね。不安であれば、Tシャツの端等でしっかりプリントできるか確認してみましょう。
自作するメリット
自分の好きなデザインを作れる
1番のメリットはなんと言っても「思い通りのデザインが作れる」こと。
思い出の写真、好きなデザインなど何でもプリントできます。
オリジナルプリントショップでは難しいアニメキャラ等のTシャツも作れます。ただしこういった著作物がプリントされたものを販売すると法律に違反するため気をつけてください。
自分で作る達成感を味わえる
自分でオリジナルTシャツを作るのは大変です。しかし自分で作りきったという達成感やTシャツに対する愛着はわくかもしれません。
この感覚は自分で1から作った人にしか味わえません。
安く済む場合もある
Tシャツは元から所持していて、それぞれのやり方に必要なアイテムが揃っている場合、業者に頼むより安く済む場合もあります。
より安く済ませられるというのもメリットの1つですね。
自作するデメリット
クオリティに限度がある
自分でアイロンシートを使ってプリントする場合、クオリティに限界があります。業者に依頼し、プロの手や機械で作ったものほどのクオリティを出すのは難しいです。
特に刺繍は、初心者がすぐできるほど簡単ではありません。これまで全く裁縫経験が無い方には難しいかと思います。クオリティを求めるなら業者に頼むのがおすすめです。
手間がかかる
道具の用意からプリントまで全て自分でするため、手間や時間がかかります。
それも含めて手作りとして楽しめるなら問題ありませんが、複数人分のTシャツを作るならかなり時間も手間もかかるでしょう。
失敗のリスクがある
手作りする上で怖いのが失敗。業者であれば失敗することもなく、もし業者側のミスであれば作り直してもらうことも可能です。
しかし自作なら失敗の尻拭いも自分で行わなければなりません。そうなると費用もかかりますし、さらに時間を要します。
オリジナリティ溢れるTシャツを作ろう!
今回はオリジナルTシャツを自作する方法のうち、アイロンプリントと刺繍による作り方を紹介しました。
どちらも必要な道具は身近な店で揃えられるため、自分で作りたいと思った方はぜひこの記事を参考に作ってみてください!
自作するデザインと同様にTシャツ選びも重要です。また手作り・業者問わず、過度な引っ張りや洗濯を繰り返すとプリント部分がハゲる原因となります。
せっかく手間暇かけて作ったTシャツがすぐに着れなくなるのは悲しいものです。自作Tシャツは丁寧にお手入れして、長持ちさせてください。
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