家族のように愛おしくて大事なペット。そんなペットに素敵な服を用意してあげたいと思う方は多いでしょう。店舗やオンラインショップで購入するのもいいですが、手作りのペット服はいかがでしょうか。
この記事ではペット服の作り方をご紹介します。必要な道具や採寸方法もまとめているので、ハンドメイドに興味がある、自分でペット服を作りたい方は参考にしてください。
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ペット服作りに必要な道具・材料
まずは必要なアイテムを揃えましょう。例としては以下のアイテムです。
- 型紙
- 服に使う布や装飾
- 裁ちばさみ(布を切ることに特化したはさみ)
- 手縫い用の糸と針、まち針、糸切りばさみ
- チャコペン
- ミシン(なくても可)とミシン用の糸・針
- メジャーや定規、鉛筆
全ての道具が必要ではありませんが、型紙と裁ちばさみは作り方を問わず必要です。加えてまち針やチャコペンもできれば用意しておきたいところ。ミシンで作るならミシン用の糸と針、手縫いなら手縫い用の糸と針、糸切りばさみを用意しましょう。
手縫い用のアイテムは、100均でも手に入ります。手軽に始めたいなら手縫い、本格的に作りたいならミシンがおすすめです。
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型紙はどうやって用意すればいい?
型紙は、服を作る上で絶対に用意しておきたいものです。型を取らずに完璧な洋服は作れません。また、慣れていない人が型紙を自分で作るのも難しいです。
そういう時に便利なのが、型紙は書籍やWebサイトから簡単に入手する方法です。Webなら無料で手に入れられますし、書籍は有料ですが作り方なども掲載されています。前項で解説した採寸をしっかりと行い、サイズに合った型紙を用意しましょう。
ミシンが無いけど用意したい場合(レンタルサービスを活用)
手縫いでも作ることは可能ですが、ミシンの方が縫い目が丈夫かつ簡単に作れます。もし、ミシンが手元にない場合は、レンタルサービスを活用してみてください。レンタル価格の相場は、7泊8日で4,500円~6,000円程度です。
普通にミシンを買う場合は20,000円~50,000円ほどなので、レンタルの方が安く済むでしょう。なお、送料や糸の購入など、レンタルショップによってオプションやサービスは異なる点は注意してくださいね。
ペットの服作りの流れ
ペット服を作るための基本的な流れは以下の通りです。ここからは流れに沿って服作りを解説します。
- ペットの採寸を行う
- 型紙に合わせて、生地を裁断する
- ミシンや手縫い針を使って縫い合わせる
採寸する
ペット服を手作りするのであれば、採寸は必須です。人間も服を買う時にちょうどいいサイズの服を買うために、採寸や試着を行います。
今回は手作りなので、試着はできません。ピッタリのサイズに仕上げるためにも、きちんと採寸しましょう。例えば犬や猫の場合は、以下の採寸を行います。
- 首周り:首根の本、最も太い所1周の長さ
- 背丈 :首の付け根から尻尾の付け根まで(伏せている状態で測定)
- 腰回り:銅の最も太い所1周の長さ(前足の後ろあたり)
これらの3箇所は必ず測定しておいてください。なお、ペットが長毛種の場合は、少し大きめに作ることをおすすめします。
型紙に合わせて、生地を裁断する
必要な道具が揃ったら、いよいよ服作りです。まずは型紙に合わせて生地を切ります。型紙に合わせながら切るのは難しいので、チャコペンで切る箇所を書いておくと切りやすいです。
裁ちばさみは普通のはさみに比べ、刃が薄く鋭いのが特徴です。怪我には十分注意して、布を全て裁断しましょう。
ミシンや手縫い針を使って縫い合わせる
すべて切り終わったらミシンまたは手縫いで布を縫い合わせます。糸は生地と同じ系統の色で、目立たないものを選んでください。手縫いの場合は、まち針を使って固定してから切りましょう。
↓こちらの動画も参考にしてみてください!
周りと差をつけたい!手作りペット服アイデア3選
せっかく手作りするのですから、お店では撃っていない、周りと被らないようなものを作りたいですよね。周りと差がつくペット服のアイデアを紹介しますので、参考にしてみてください!
時期・トレンドに合わせた服
季節やイベントに合わせて服を変えてみるのはいかがでしょうか。季節感がでて写真映えもしますし、飽きずに楽しめますよ。例えば夏なら浴衣風、10月ならハロウィンらしくかぼちゃ風、12月ならサンタさんやトナカイ衣装などにすれば、季節に合わせた可愛らしいペットに大変身。
多頭飼いしているなら1匹は織姫風、もう1匹は彦星風の服など、ペアの衣装を用意するのもおすすめです。なお、服を着るペットのためにも、着心地など機能性を犠牲にしないようにだけはしてあげてください!
自分が使っていた服をリメイク
飼い主が来ていた服をリメイクして作ってみるのもおすすめです。手縫いでも十分にアレンジが可能ですし、布の代金を節約できます。
例えば大きめのロゴが入っている服なら、ペットの背中にロゴが入るように作れば、おしゃれでインパクトのある服を作れます。ほかにもパーカーのフードを使ったり、いくつかの服を合わせて作ってみるのもいいですよ。
着なくなった服をペット服作りに利用している方は多く見られます。もし着なくなった服があれば利用してみてはいかがでしょうか。
キャミソール・タンクトップ
キャミソールは、手縫いでも簡単に作れる服の1つです。また腕の部分に無駄に布がないので、ペットも動きやすいです。レースやフリルを使うと個性的で可愛らしいものが作成可能です。数百円程度でオーソドックスな白いレースから、リボン付きの色付きレースなども販売されています。
ほかにも裾にフェイクファーをつけたり、アイロンを使ってワッペンをつけたりしても周りと差がつくような服をつくれます。簡単に可愛くて温かい服が作れるため、ハンドメイド初心者にもおすすめの服です。
簡単にオリジナルデザインを入れられる!おすすめペットウェア
最後にペットと楽しい生活を送れるアイテムを紹介します。それぞれオリジナルデザインを入れられるので、ペットと自分たちだけのアイテムが欲しい時におすすめです。
ペットウェア
ペット服作りはハードルが高いけど、オリジナルなペットウェアは欲しい人におすすめなのがこの「ペットウェア」です。下地となるアイテムはすでに完成していますが、そこにオリジナルなデザインを入れられます。
下地となるアイテムはポリエステル素材100%でできており、伸縮性抜群&重ね着OK。手軽に自分なりのオリジナルペットウェアを作りたい人におすすめですよ。
ドライライトポロシャツ
衝撃の軽さを誇るドライライトポロシャツ。ゴルフ・テニスなどのスポーツシーンはもちろん、ペットとのアクティビティにもおすすめです。吸汗速乾素材のため暑い時期にも快適に過ごせます。
クルーネックスウェット
ペットとの散歩などリラックスシーンに最適なスウェットです。着こなしやすさと過ごしやすさ、豊富なカラーバリエーションが大きな魅力。裏起毛の10.0オンスなので、秋冬の寒い時期を快適にしてくれます。
ペットに可愛いオリジナル服をプレゼント!
この記事では、ペットの服の作り方や必要なものを紹介しました。ペット用の服は手作り以外にも、お店やオンラインショップで購入することも可能です。手作りで作るためには布はもちろん、縫うための道具なども揃える必要があります。決して安い値段ではありませんし、時間もお金もかかるでしょう。
ですが自作の服であることから愛着が湧きますし、ペットにも飼い主が自分のために頑張ってくれたという気持ちが伝わるかもしれません。ペットの服は、可愛い以外にも温度調節や毛の飛散を防止できます。
しかし人間以外の生き物は服を着るという習慣がないため、ストレスを感じてしまう可能性があります。服を着せるかどうかは、ペットの気持ちを第一に考えてから決めましょう!