運動部のユニフォームや、サークル活動時のTシャツ、体育祭など、チームでおそろいのTシャツを着れたら一層気分が盛り上がりそうですよね。
おそろいのチームTシャツをオリジナルのデザインで作ることには3つのメリットがあります。「チームの個性が表現できること」「団結力が高まること」そして「記念になること」です。
チームと言っても、その活動の種類はさまざま。運動部なのか文化部なのか、一度だけの着用なのか練習着なのか等、目的によって最適なチームTシャツの作り方が変わってきます。
今回はオリジナルデザインでチームTシャツを作る時のポイントを、「素材Tシャツ」「デザイン」「プリント方法」の3つに分けてご紹介しますので参考にしてみてください。
オリジナルプリント作成に関することは
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着用するシーンにあった素材Tシャツを選ぶ
Tシャツ作りの最初のステップともいえる、素材のTシャツ選び。一見同じように見える無地Tシャツでも、生地によって特徴が異なります。着用するシーンに最も適した素材のTシャツを選びましょう。
運動部で毎日洗濯するなら形崩れしにくく丈夫な素材がよいなど、実際に着用するシーンを思い浮かべるとスムーズに選べるようになりますよ。
汗をかくことが多いなら、ポリエステル素材のチームウェア
汗をかくことが多い運動用のチームTシャツに適しているのは、ポリエステル素材のTシャツ。化学繊維であるポリエステルは速乾性に優れ、ドライTシャツなどに使われています。防臭機能やUVカット機能なども運動部には嬉しいメリットでしょう。
デメリットとしては、静電気が起こりやすいことや、毛玉ができやすいことがあります。
室内活動や、保温性重視なら綿素材のチームウェア
綿素材の特徴は、肌触りが良く保温性に優れていることです。また、耐久性が高いこともメリット。一方で、吸水性が高いために汗を吸い取ってしまうとなかなか乾きにくいのがデメリットです。
あまり汗をかかない冬場のスポーツや、室内での文化系の活動に適しているでしょう。
デザインを決める
オリジナルTシャツをつくる醍醐味といえば、世界に1つのデザインを楽しめることですよね。デザインソフトが使えなくても、イラストが苦手でも、チームTシャツにぴったりのデザインは簡単につくることができます。デザインソフトを使わないデザイン方法を3つを紹介します。
ロゴ制作アプリで自作チームウェアを作ってみる
スマホがあれば簡単にロゴが作れてしまう便利なアプリがたくさんあります。基本機能は無料で、追加機能を利用する際に課金されるものが多いですが、無料の範囲内でも十分ロゴは作れるのでまずはいろいろ試してみるのがオススメ。
基本となるイラストが用意されており、カラーやイラストと組み合わせる文字やフォントをいろいろ変えることで、世界に1つのオリジナルロゴをつくれます。
プリント専門店のデザインフォーマットを利用する
オリジナルTシャツのプリント専門店には、すでにいくつかのデザイン集を用意しているお店があります。カラーや組み合わせる文字を変えるだけなのでとても簡単ですし、出来上がりのイメージもわきやすいですね。
デザインを考える時の参考にもなりますよ。
プリント専門店のデザインサービスにチームウェア制作をお願いする
デザインプレートではなく完全にオリジナルのデザインを作りたいけれども、デザインソフトが使えないという方も大丈夫。Tシャツプリントの専門店では、プロによるデザインサービスを提供しているお店がたくさんあります。
手書きで書いたイラストをデザインデータにする方法や、イメージを伝えてデザインデータを作ってもらう方法まで対応してくれる幅は広いので、まずは気軽に相談してみるといいでしょう。
オリジナルのチームウェアに適したプリント方法はどれ?
素材とデザインが決まったら、最後にプリント方法を決めていきます。オリジナルTシャツをつくる際に使用される代表的なプリント方法は、インクジェットプリント、シルクスクリーンプリントでしょう。
そのほかに、シートカッティング転写や昇華転写プリント(DFP)などプリント方法がたくさんありますが、今回は代表的な4つのプリント方法のメリットデメリットをそれぞれご紹介していきます。
インクジェットプリントのメリット・デメリット
インクジェットプリントは、家庭用プリンター同様にTシャツにインクを直接吹きかける方法でデジタルデータをプリントしていく方法です。版を作らないため制作費用が安価になることが大きなメリット。
また、デジタルデータを修正するだけで出力するデザインやカラーを変更できるので、背番号や名前を一枚一枚変えても価格が変わらない場合が多いこともチームTシャツ作りにオススメのポイントです。
一方で、インクジェットプリントはドライTシャツのようなポリエステル素材には適していません。色が滲んでしまうからです。
シルクスクリーンプリントのメリット・デメリット
シルクスクリーンは1色ごとに版を作って、色の数だけ重ねて刷る版画のような方法です。版をつくるため、プリントする枚数が多いほど1枚あたりの制作費が安くなるため、大量生産に向いているといえるでしょう。
また、ほとんどの素材にプリントすることが可能なのも特徴。ドライTシャツにもプリントできます。特殊カラーにも対応しているので、デザインにこだわりがある人にもオススメ。
デメリットは、版をつくるため個人の名前入れやナンバリングに向いていないことです。また、写真など繊細なデザインも不向きなのも注意しましょう。
昇華転写プリントのメリット・デメリット
昇華転写プリントはポリエステルや樹脂素材専用のプリント方法です。昇華インクという特殊なインクを熱と圧力で生地に圧着させます。
インクジェットプリント同様、版代がかからないため価格を抑えることができるのも嬉しいポイント。化学繊維にきれいにプリントしたいときは、昇華転写プリントを使うのがおすすめです。
デメリットとしては、白色のインクが使用できないため、濃色の素材に白色を乗せることができないことでしょう。昇華転写プリントを行う場合は白色生地を選んだ方が発色がよくなるため、選べる素材Tシャツのカラーが限定されてしまいます。
カッティングプリントのメリット・デメリット
カッティングプリントとは、カッティングマシンでカットした専用のシートを熱圧着で貼り付ける方法。糊のついたシートをカットし、熱と圧力でシートと生地を圧着させます。
1枚ごとに個別の名前や番号を入れることができるので、スポーツのユニフォームなどに採用されることが多いです。
デメリットは、基本単色でのプリントとなるのでデザインの幅が限られてしまうこと。細かい形状のデザインは剥がれやすいので向いていません。
チームウェア作りにおすすめ!高品質&コスパ良しな素材Tシャツを紹介
最後にチームウェアを作りたい時におすすめのTシャツを紹介。紹介している下地アイテムを活用すれば、高品質でコスパ良しなTシャツを作れますよ。
ハイクオリティーTシャツ
着心地や素材感にこだわった上質なTシャツです。DTFの鮮やかなデザインが映えるシンプルなシルエットは、自分用・プレゼント用にはもちろん、チームウェアにもおすすめなTシャツになります。
特急ドライTシャツ
10.2オンススーパーヘビーウェイトTシャツ
オリジナルTシャツで、忘れられない思い出づくりを
チームでおそろいのオリジナルTシャツをつくることは、チームの個性をアピールできますし、団結力も高まります。そしてみんなでおそろいのTシャツを着て撮った写真は思い出になりますし、Tシャツそのものも、大事な記念になりますよね。
チームでの活動をいっそう楽しくしてくれるTシャツだからこそ、コツを抑えて着用するシーンにぴったりな作り方を選びたいもの。「素材選び」「デザイン」「プリント方法」の3つのステップで、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。