オリジナルTシャツをショップへオーダーする時、可能な限りは安く作りたいものですよね。
できるだけコストを抑えつつ、お気に入りのオリジナルTシャツが作れたら満足度も高いと思います。
そこで今回は、オリジナルTシャツ作りの費用に関して解説します。この記事を読めばコスパ抜群のショップを選べるでしょう。
記事後半では「安さ」と同じくらい気になる「納期」についても紹介しているので、オリジナルTシャツ作りに興味がある人は最後までぜひ読んでみてくださいね。
オリジナルTシャツのプリントオーダーは、枚数が少ないと割高になる?
クラス行事など、みんなでTシャツのデザインをそろえたい時に活躍するオリジナルTシャツ。実は、1〜10枚程度の小ロットで作りたいというニーズも多くあります。
「友達に記念としてプレゼントしたい」「好きなアーティストのライブに来ていきたい」など1〜10枚程度の小ロットで気軽にオリジナルTシャツが作れたら素敵ですね。
ヤフー知恵袋でも「1枚だけつくりたいけれど、安く作る方法はありますか?」という質問をよくみかけます。
もちろん大量発注の方が1枚あたりの費用は抑えられますが、1枚でもオリジナルTシャツを安く作る方法はあります。
まずは、1枚を手軽にローコストで作れるコツを紹介します。
手間をかければ初心者でもできる、自作プリント
道具の準備やデザインを制作する手間はかかりますが、数枚であれば自作でも作ることができます。道具も100円ショップで買える物が多いので、費用もさほどかかりません。簡単なデザインであれば、自作プリントでコストを抑える方法に挑戦するのもいいでしょう。
デザインからプリントオーダーまで完結する専用アプリ
キャラクタースタンプやエフェクトを組み合わせてオリジナルTシャツをつくりたいときは、デザインからTシャツへのプリント発注までがあっという間にできてしまうTシャツプリントアプリがオススメ。
例えば、大手アパレルメーカーであるユニクロの「UTme!」というアプリは、アプリ上でさまざまなロゴやキャラクタースタンプなどを組み合わせて作ったオリジナルデザインを、ユニクロのTシャツにプリントできます。もちろんプリントは1枚からOK。最もベーシックなデザインと半袖Tシャツなら、1990円(送料別)というお手軽価格です。
1枚からでもプリントをお願いできる、安いお店はあるの?
凝ったデザインを考えているときや、写真印刷、刺繍やラメなど特殊プリントをしたい場合は、プロにオーダーするのがオススメ。
ネットで検索すると、多くのお店が1枚からオリジナルTシャツの作成を受け付けています。気になるのは、その価格ですね。
1枚だけオーダーする場合は、最もベーシックな素材Tシャツとプリント方法で1,500円から2,500円の価格帯が目安です。
オーダー先を選ぶときに注意が必要なのが、Tシャツ本体の価格・プリント料金・版代・デザイン料など全て合わせた総額で比較してください。総額で比較すればコスト面で失敗することなくオリジナルTシャツを作れますよ。
オリジナルTシャツの価格の違いってなんだろう
「お店にオーダーしよう!」と決めて、ネットでオリジナルTシャツのプリントサービスを検索すると、その数の多さに驚きます。なかでも目を引くのが、プリント代100円前後の激安価格をアピールしているお店。
一方で、一見同じようなTシャツなのに数千円の価格設定のお店もあります。それぞれのお店が設定しているオリジナルTシャツの価格の違いは、どこからくるのでしょうか?
ここからはお店の価格設定の違いにフォーカスして、オリジナルTシャツショップの様々な料金システム・オプション、サービス料が安いお店
最低発注枚数が決まっている
同じデザインを大量にプリントする方が安くなるため、激安価格でのプリントには最低発注枚数が決められている場合があります。安いところほど、50枚やそれ以上の枚数が設定されており、1枚だけの発注になると最低5枚分の価格が請求されたりと、1枚あたりに換算すると高額になるケースが多いのでよく確認しましょう。
送料は別途必要になる
発注額が一定金額(5,000〜10,000円以上が多い)以上であれば送料無料でも、制作枚数が少なく発注額が少額になると送料が別途かかるお店がほとんどでしょう。発送方法も、格安のネコポスから通常の宅急便料金まで、価格帯はさまざまです。
完全データ入稿が必須
無料でデザインを作るサービスを提供しているお店もありますが、中には完全データ入稿が必須で、データ制作を依頼すると追加料金を請求される場合があります。またデータ作成は無料でも修正は2回までなど、お店によって無料で対応してくれる範囲が異なるので、デザインを依頼する場合は確認が必要なポイントになるでしょう。
また、使える色が限定されており、1色増やすごとに追加料金が発生するお店もあります。
Tシャツの素材が薄い
無地Tシャツ本体の価格を下げることで、全体の価格を低く設定できている場合があります。安いものは生地が薄く耐久性も弱いので、形崩れやほつれが生じやすいもの。品質に定評があり信用できるメーカーが作っているプリント用の無地Tシャツは、透けすぎず耐久性もしっかりしています。
また、綿素材は比較的安価ですが、ポリエステルになると値段が高めになるなど、素材によっても価格は変わってくることも。
注意書きで「一般のTシャツに比べて薄手になります」と書いてるお店もあるので、よくサイトを確認しましょう。
例えば、この「特急Tシャツ」は適度な厚さと耐久性、さらに首周りのデザインキープ機能などを兼ねたアイテムです。オリジナルTシャツを長く愛用したい方は、こういった機能性の高いTシャツにデザインをプリントしましょう。
納品までに時間がかかる
例えば、プリント代100円(Tシャツ代別途)という激安価格を提示している100円プリントBOXは、デザイン入稿から納期まで約10営業日かかります。同じく、110円プリントが魅力のオリジナルプリント特急便も、納期は約5営業日。
時間的な余裕がある時は魅力的な価格ですが、繁忙期や配送状況によってさらに時間がかかる可能性もあるため、必要なタイミングに到着が間に合うかしっかり確認する必要があります。
昨今では即日発送できるオリジナルTシャツも登場していて、急なプレゼントなどでTシャツを贈りたい時に人気です。
例えば、この「超特急Tシャツ (ブラック)」は、オーダーから発送まで即日で済むアイテム。便利なためショップ内の評価も高くなっています。発送・納品までスケジュール上に余裕がない場合は、こうした納期が早いアイテムを活用してみてくださいね。
「安さ」だけに惑わされず、他のメリットも確認しよう
たくさんのお店がありますので、どんなオプションにいくらかかるかは千差万別。本体価格以外にかかってくる費用や、素材、その他のサービスのことも考えると、「安さ」だけでお店を決めてしまうと、希望通りのオリジナルTシャツが出来上がらなかったり、総額が結局高くなってしまったり。
自分がどんなオリジナルTシャツを作りたいのか、優先したい条件は何かを一度まとめてみると良いでしょう。
納品までの「早さ」を決める大事なポイント3つ
「安さ」と同じくらい気になるのが、納品までの「早さ」ではないでしょうか。
最短即日発送という驚きの早さのお店もあります。
ここで少し気を付けたいのが、「早い」といっても、これはデザインが確定して、正式発注してから発送までの日数が短いという意味であること。オリジナルTシャツを作るためには、デザイン確定の前にもいろいろな工程があります。
発注から発送までの「早さ」以外の、早く作るためにお勧めするポイントを3つおさえておくとよいでしょう。
見積もりがネットでシミュレーションできるか
先ほどご紹介したように、お店によってさまざまなオプション料がかかる場合があるので、必ず見積もりを作成することをおすすめします。この見積もりが、WEBでシュミレーターを使って簡単に計算できるお店もありますが、中にはメールでの問い合わせや、受付時間が決まっている電話対応の場合は少し時間的余裕が必要でしょう。
問い合わせに対するレスポンスが早いか
細かいことを直接お店に相談したい、という場合も出てきます。その場合、問合せに対するレスポンスの早さも大事なポイントになるでしょう。年中無休で問合せ対応してくれるお店や、LINEで気軽に問合せ可能なお店だと、コミュニケーションがスムーズですね。
デザイン依頼からデザイン確定まで何日かかるか
完成したデザインデータを自分で用意してオーダーする場合は別ですが、お店にデザインの作成もお願いする場合は、デザイン期間にも注意が必要です。何日間でデザインしてくれるか、デザイン確定までに何回ほどやりとりが必要かなどを確認しましょう。
総合的な料金とスケジュールをしっかり比較しよう
1枚から手ごろな価格で、しかも思い立ったらすぐに作れたら、もっといろいろないろいろなシチュエーションでオリジナルTシャツを楽しめますよね。
かといって、「激安」「早い」だけでお店を決めてしまわず、総合的な料金とスケジュールをしっかり確認してお店を比較しましょう。
定価が一見激安ではなくても、学生割や早割などのキャンペーンを利用すると格段に安くなる場合もあります。
料金体系もスケジュールもお店によってさまざまなので、理想通りのオリジナルTシャツをつくるためには、まずは気軽にお店に相談してみるのもオススメです。