Tシャツだけでなく衣類を購入すると必ずついている「タグ」。一口にタグと言っても、ブランド名がついているネームタグと洗濯方法などが記載されたタグがありますよね。

タグはその衣類にとっての名札ともいえる存在です。このタグをつけることで、細かい部分にまでブランドのオリジナリティを演出できます。

もし、自作のオリジナルTシャツを作るとなれば、一流ブランドなどと同じようにタグにまでこだわってみてください。

Tシャツ選びとTシャツへのプリントに加えて、タグもこだわることでオリジナリティ溢れるTシャツを作成できますよ!

あなたもタグにこだわって、さらに本格的なオリジナルTシャツを作ってみませんか?


オリジナルタグがおすすめな場面は?

もちろんどんな用途であっても、オリジナルタグを利用することでおしゃれ且つ本格的な仕上がりになるのですが、その中でも特にオリジナルタグへの付け替えをおすすめする場面を2つ紹介します。

自作Tシャツを販売する時

オリジナルブランドや、イベントの物販として販売するTシャツは、とくにオリジナルタグへの付け替えをおすすめします!

自作のブランドやイベントのロゴをタグにすることで、細部にまでブランド感やオリジナリティを演出可能です。

他既存ブランドと酷似したものや著作権などにひっかかるようなデザインは避けましょう。

サークルやイベントのチームTシャツ

サークルやイベントでお揃いのTシャツを身に付けることがありますよね。

Tシャツのデザインだけでなく、チーム名やロゴ入りのタグに付け替えることでより結束が高まるでしょう。

襟だと見えませんが、袖や裾などにつければ他と差を付けたオリジナルTシャツに仕上げられますよ。

無料でデザインすることは難しいので費用はかかりますが、予算に余裕があればぜひ検討してみてください。

タグの作り方と種類

さて、様々なケースで活躍するタグの作り方はどんなものなのでしょうか。ここからはタグの作り方や種類について解説します。タグ作りの際にでも参照ください。

デザインを作成する

まずはタグにつけるデザインを作ります。タグは小さいので、繊細なデザインは表現するのが難しいです。

そのためシンプルかつわかりやすいロゴなどにするのがおすすめです。タグにデザインできるサイズは、先に業者に確認しておきましょう。

タグの種類を選ぶ

タグには様々な種類があります。折り方、形が違うと、見え方がかなり変わります。

以下でタグの種類を紹介していますので、Tシャツの素材やデザインに合わせて自然に見えるものを選びましょう。

また綿やレーヨンなど、タグに使う布の種類を選ぶのも有効でしょう。

種類 特徴
ストレート
  • タグになるテープが切りっぱなし
  • ほつれ防止にヒートカット等で処理
  • Tシャツの襟につける時におすすめ
マンハッタンホールド
  • タグを三つ折りにして縫い付けるため切り口が隠れる
  • より本格的な仕上がりにできる
  • 防止の端や袖の端など見えるところにつける時におすすめ
エンドホールド
  • 両端を折って縫い付ける
  • ほつれ防止処理を行わない
  • 幅広い商品におすすめ
センターホールド
  • Tシャツの縫い代に挟み込む
  • 仕上がりが綺麗だが費用がかかる可能性がある
  • 幅広い商品におすすめ
マイターホールド
  • 縫い代に吊り下げ状に挟み込む
  • タグを大きくしたくない場合におすすめ
ブックホールド
  • タグを二つ折りにした後両端を広げる
  • 生地に挟み込む
  • 裾・袖につける時におすすめ

 

タグを付ける位置を決める

ネームタグは襟についていることが多いかと思いますが、他の位置につけることもできます。

せっかくタグのデザインにもこだわっているのですから、タグを縫い付ける位置にもこだわってみませんか?

襟(内側)

タグをつける場所として定番の位置で、対応している業者も多いです。お店で買うTシャツも、襟元についていることが多いのではないでしょうか。

内側についているため、着用時はオリジナルTシャツのデザインを損ねることがありません。

タグの折り方や縫い方でオリジナリティを出すことが可能ですが、選ぶタグの種類によっては背中がチクチクするのが気になるかもしれません。

タグの位置は襟だけではありません。例えば袖にタグをつけてみるのはいかがでしょうか。

腕はよく動かす位置ですので目が行きやすいですし、さり気なくおしゃれを演出できるのがいいですよ!

長袖でも半袖でも、Tシャツのちょっとしたアクセントになります。他のオリジナルTシャツとは少し差をつけてみたい場合におすすめです。

もっと大胆にタグを見せたいなら裾に縫い付けるのもおすすめです。

Tシャツのプリントデザインと同じ面にあり、確実に目に入る位置です。

タグはシンプルなロゴ、Tシャツに他のデザインを施すとオシャレかつ存在感溢れるTシャツに仕上げられます。

タグなしでプリントにするのもおすすめ

布を縫い付ける以外にも、襟の内側にロゴなどをプリントする方法もあります。

タグにつかう布代が節約できる可能性があるほか、プリントする範囲を広くとれるので布タグより大きめのデザインにできます。

また着用した時にタグで背中がチクチクするといったことも防げますよ。

布のタグとは違ったおしゃれが楽しめますので、プリントで作ることも検討してみてください!

タグの付け替えは違法?

タグの自作や付け替えをする際に気を付けておきたいのが、その行為自体が「違法か?合法か?」という点です。ここでタグ作りの注意点を紹介します。

自分で楽しむ分には無問題!

結論から言うと、あくまでも自分で着用するだけであれば問題ありません。

自分でTシャツやタグのデザインをしたTシャツを着ているだけですので、法律に反していないため問題ありません。

販売するなら注意が必要

自分だけで楽しむ分には問題ないですが、オリジナルTシャツを販売する場合は注意が必要です。

例えば有名ブランドのロゴを使って、あたかも有名ブランドの商品に見せかけて販売するなどは違反行為にあたります。

ちなみに、オリジナルアイテムの出品フォームは様々ありますが、多くのサービスでは著作権や肖像権違反になるようなアイテムに関して販売不可になっています。

自作のタグはプライベートで楽しむだけにしてくださいね。

タグにもこだわって本格的なオリジナルTシャツを作ろう

オリジナルTシャツは、前面や背面のプリントだけでなくネームタグにこだわることも可能です。

ブランドやイベント、オリジナルのロゴを入れることで、さらに本格的でオリジナリティ溢れるTシャツを作成できます。

Tシャツだけでなくキャップやハンドバックにオリジナルタグを入れるのもおすすめです。

またタグは布だけではありません。襟の内側にロゴをプリントすることで、また布のタグとは違ったおしゃれを楽しめます。

タグでチクチクするのが気になる方にも適した選択肢ですね。

せっかくオリジナルTシャツを作るのでしたら、タグにもこだわってより本格的な1枚に仕上げましょう!