はじめに

今回は、ライブの服装について紹介します。男女・世代問わず、ライブに参加する際の服装は意外と困ってしまうものです。そこでライブの服装選びで役立つポイントや、絶対に確認しておきたい注意点などを解説します。気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

【男女別】ライブの服装のポイント

まずは男女別でライブ時の服装について、基本的なポイントを紹介します。男女別にしたうえで、ライブハウス・ホールなどライブの規模毎に分けてポイントを解説しますので、もし服装に迷っている場合はぜひ参考にしてみてくださいね。

女性のライブの服装

世代によっても違ってきますが、ライブに行くときの女性の服装はどうすればよいのか迷ってしまいがちです。ライブの時、女性の服装でまず考えておきたいことは気候やライブ会場に合わせるということです。ライブは特定のエリア内でたくさんの人々が密集するため、基本的にいつもより汗をかきやすくなっています。夏フェスなどの屋外イベントはもちろんのこと、温度調節の効いた屋内のライブ会場であっても汗はかいてしまうかもしれません。そうしたことを念頭において、服装はチョイスしていきましょう。

さて、ライブ会場が小さめなライブハウスの場合、アーティストロゴがプリントされた半袖Tシャツや、オリジナルのTシャツを着て身軽にしておくのがおすすめです。ライブハウスのライブの多くはオールスタンディングなため、できるだけ動きやすい服装になるように考えておきましょう。また、ロゴ入りのTシャツなどを着ていくと、趣味仲間と一緒に盛り上がったり、目当てのアーティストにアピールできるというメリットもあります。なお、秋冬など会場に着くまでにアウターが必要な季節の場合は、できるだけ軽めのアウターをチョイスするのがおすすめです。シューズは動きやすいスニーカーがベストですが、キレイめコーデにしたい場合はローファーなどでも良いでしょう。

次に、ライブハウスよりも規模の大きいホールでのライブは、指定席が用意されていることも多いため、あまり動きやすさ重視ということでもなくて大丈夫です。キレイめなロングスカートはもちろん、ビッグサイズのトップス・アウターでも困ることは少ないと思います。アリーナ席でも同様ですが、基本的にライブハウスよりも自由なコーデで盛り上がってくださいね。

以上のように会場・ライブの種類によって、女性のライブコーデは変わってきます。とはいえ、シューズはスニーカー・ローファーなどの動きやすいものを選ぶ、バッグは携帯しやすいようなボディバッグにするなどのライブならではの工夫が必要なことは覚えておいてくださいね。

男性のライブの服装

男性のライブの服装に関しても、女性と同様でいつもより動きやすい服装がおすすめです。ライブハウスでのライブであればバンドTシャツや推しTシャツ、ドームであればもっと自由なスタイルにしても大丈夫でしょう。

とはいえ、控えた方が良いアイテムもあります。例えば、革靴のような動きにくく堅苦しいシューズや、スラックスのようなビジネスライクなパンツはライブに不向きかもしれません。ドレスコードが求められるようなジャズライブなどを除けば、キレイめ過ぎるアイテムはチョイスを控えてください。また、秋冬のライブで着るようなアウターは、チェスターコート・ステンカラーコートよりもボアジャケット・ブルゾンなどの羽織るだけで防寒ができるタイプがおすすめです。

以上のように男性の服装に関しても、基本的にいつもよりは動きやすいアイテムを選ぶのがベターですよ。

ライブの服装の注意点やコツ

ここからはライブの服装の注意点やコツを紹介します。ライブではアーティストや会場に合わせた服装やアイテム選びが大切で、それを怠るとライブを思う存分楽しめなくなってしまいます。ライブを十分に楽しめるように、ここで注意点・コツをチェックしてからライブに参戦してみてくださいね。

基本的に動きやすさ・着脱のしやすさを重視!

ライブの服装を考えるうえで最低限注意しなければならないのが、動きやすいか・着脱しやすいかどうかです。オールスタンディングのライブハウスはもちろん、指定席のあるホールでのライブでも立っている・歩いている時間は普段よりも多いものです。そんな動きが多いライブで、キレイめすぎて動きにくいアイテムでコーデを統一していると、思う存分ライブを楽しめないかもしれませんよ。特にシューズは要注意で、例えば女性であればヒール、男性だと革靴は動きにくく、さらには足を痛めやすいのでおすすめしません。また、サンダルもライブでは不向きで、動きやすいかもしれませんが人が密集していると人に踏まれてしまうリスクがあるでしょう。そのため、ライブでは男女ともに一番おすすめなのがスニーカーで、その次にローファーやブーツがベターなチョイスといえます。

このほか、温度調節できるアイテムを着るのも大切です。屋外・屋内問わず会場の詳細な状況は予想しにくいので、ライブを快適に楽しめるように温度調節しやすい服装にしましょう。例えば、女性だと重ね着の一番上がワンピース、トレーナーの下に下着のランニングシャツなどだと、会場が暑い場合に温度調節ができずに困ってしまいます。また、屋外の会場の場合は、当日の気候も考慮しなければなりません。多少の雨風をしのげるようなレインコートなどは持っていくと安心ですよ。

以上のように、会場での動きやすさ・着脱のしやすさは十分に考慮して服装を決めていってくださいね。特に温度調節に関しては、体調面にも大きな影響を及ぼしますので大切な注意点です。

アーティストやライブのテーマ・環境に合わせる

ライブを楽しむコツとして、動きやすさ・着脱のしやすさと同じくらいTPOを考えることは大切です。ここでいうTPOとは、アーティストやライブのテーマに合わせた服装にすること、当日の環境にマッチしたアイテムを用意しておくことです。

まず、アーティストやライブのテーマに合わせた服装選びですが、ライブの醍醐味であるアーティストとの一体感を得るためには絶対に必要なことでしょう。ライブにおすすめな服装の基本は【Tシャツ+ボトムズ+シューズ】なのですが、ライブのテーマによってほかのアイテムを選ぶのもおすすめです。例えば、ロックバンドのライブに女性が行く場合は、フェミニンで甘々な服装ではなくて、ブルゾンやライダースジャケットをチョイスすると、周囲と一体になりながらライブを楽しめます。このように、アーティストやライブのテーマに合わせた服装にするのは大切なコツといえます。

そして、当日の環境に合わせたアイテムの用意も重要です。例えば、アイドル系のライブの場合は推しのペンライトやうちわといったアイテムは、推しのアイドルへの愛を伝えるために欠かせません。また、ライブ会場が広めのドームなどの場合、目当てのアーティストを見逃さないように双眼鏡を忘れずに持っていくと良いです。さらに、音楽ジャンルに限らず野外ライブの場合は、ホコリや土で服が汚れてしまうことも考慮して、黒・ネイビーなどのダークトーンな色味のアイテムを着るようにしましょう。そうすれば、汚れが目立たないので安心ですよ。

まとめ

今回はライブの服装について紹介しました。ライブにおいては、男女問わず動きやすさを一番に考慮して、ややカジュアルな服装にするのが一番のポイントです。また、ライブのテーマ・環境を考えるのも大切でしょう。ぜひポイントや注意点を確認して、ライブを思う存分に楽しんでくださいね!