流行り病の影響で、近年マスクの需要は高まっています。2023年3月13日以降、マスクの着用は個人で判断することになりましたが、屋内では付けていたい場合や花粉症等のアレルギーでマスクを使う機会は多いでしょう。
今回はマスクにオリジナルのデザインをプリントする方法をご紹介します。オリジナルの不織布マスクや布マスクを自作する方法や、自作するメリット・デメリットもまとめていますので、マスクを自作してみたい方はぜひ参考にしてください。
オリジナルプリント作成に関することは
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不織布マスクに簡単にプリントする方法
使い捨てで衛生面でも安心な不織布マスク。まずはそんな不織布マスクに、誰でも簡単にプリントする方法です。参考にしてぜひ作ってみてください。
準備するもの
・不織布マスク
・水溶性の転写シート
・インクジェットプリンター
・PC(スマホからプリンターに送るならスマホでも可)
・ハサミ
・ティッシュ
・水
水で濡らして転写するため、水溶性であることが必須になります。また転写用シートにプリントする必要があるため、プリンターが必要です。スマホからデータを送れるプリンターであれば、PCは必要ありません。
オリジナルマスク作成の流れ
1.PCかスマホでプリントしたいデザインを用意する
2.転写シートに画像を反転した状態でプリントする
3.転写シートに付属の透明なシートを貼り、シートを傷つけないように圧着する
4.数ミリほど余白を残し、デザインを切り抜く
5.透明なフィルムを剥がす
6.マスクの表面を上にし、転写シートを裏返してプリントしたい位置に置く
7.水に濡らしたティッシュを上から押し付ける
8.プリントされていることを確認したら、十分に乾かす
オリジナルマスク作成時の注意点
デザインを反転してプリントする
転写シートにプリントする際は、忘れずにデザインを反転させてください。最終的に裏返して濡れティッシュを押し付けるため、印刷したイラストが反転した状態でプリントされることになるためです。
しっかり乾かしてから使う
そもそもマスクが濡れた状態だと、つけ心地も悪いですよね。転写が剥がれたりしないよう、しっかりと乾かしてから使うようにしてください。自然乾燥で問題ありませんが、ドライヤーなどがあると素早く乾かせます。
アイロンプリントシートで自作する方法
つづいてアイロンプリントシートを使って、オリジナルマスクを作る方法を紹介します。簡単に作れるのでぜひ試してみてください。
準備するもの
・プリントしたいマスク
・アイロン
・アイロンプリントシート
・インクジェットプリンター
・PC(スマホからプリンターに送るならスマホでも可)
・ハサミ
・クッキングペーパー(あて布)
アイロンはスチーム機能がない、またはON/OFF切り替えが可能なものを用意してください。あて布に関しては、購入したアイロンプリントシートに同封されている場合は不要です。
また、すでにイラストがプリントされたアイロンシートを使う場合は、PCやプリンターも必要ありません。
オリジナルマスク作成の流れ
1.PCかスマホでプリントしたいデザインを用意する
2.アイロンシートにプリントする
3.数ミリほど余白を残し、デザインを切り抜く
4.マスクの貼り付けたい位置に置く
5.上からクッキングペーパー(あて布)を置く
6.上からアイロンを押し当てる
作成時の注意点
アイロンシート記載の温度で押し当てる
アイロンは、商品に記載されている温度を守りましょう。また体重をかけて強く押し当ててください。特にポリウレタンマスクは柔らかいため、アイロン台等硬いところで行うとより成功率が上がります。
穴のない部分で圧着する
この方法では温度だけでなく、圧着する際の部分にも気を使いましょう、スチーム機能があるアイロンを使っている場合、ムラなくプリントするためにも、圧着する際は穴のない部分を押し当てるのがポイントです。
マスクを自作するメリット・デメリット
マスクを自作する際には、いくつかのメリット・デメリットが存在します。マスクを自作する前にチェックしておきましょう。
自分の好きなイラストをプリントできる
以前は白や黒のマスクが主流でしたが、マスクを付ける機会が多くなって以降、たくさんのマスクが販売されています。レースや花がらの華やかなものから、ワンポイントのイラストがプリントされたものまで様々です。
ただ普通のマスクより値は張りますし、自分が理想とするデザインを探すのはかなり難しいでしょう。
そのため、自分の好きなイラストをマスクにプリントできるのは大きなメリットです。特にマスクが好きでないお子さんでも、かわいいイラストの入ったマスクなら選ぶところから楽しんでくれるかもしれません。
1枚単位で簡単に作れる
自作の場合、1枚単位で簡単に作れるところがポイント。今日はこの柄、明日はこの柄など気分で使い分けることができます。小さなデザインであれば、1枚のシートに複数のイラストをプリントすることが可能です。
業者に頼むのと比べると手間がかかる
自作マスクは業者に頼んで作ってもらうこともできます。業者に依頼するのと比べると、どうしても自作の方が手間はかかります。同じ柄を大量に生産するなら、業者に依頼するほうがおすすめです。
また転写シート・アイロンシート共に、プリント済みのものを購入しない限りプリンターが必要になります。プリンターがなく、わざわざ用意するのも難しいという方も業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
オリジナルプリント業者にマスク作りをオーダーしてもOK!
オリジナルマスクは、オリジナルプリント業者に頼んで作ってもらうことも可能です。ただTシャツやエコバッグ等とは違い、オリジナルプリントマスクを取り扱っている店はそこまで多くはありません。
オンラインですべて完結できる
業者に頼むメリットは、なんといってもその楽さ。必要な工程は注文・デザインの入稿・支払い(振込)・受け取りの4つです。デザインが苦手なら、業者が用意しているオリジナルテンプレート集を使うといいでしょう。
自分で手間暇かけずに作りたい方におすすめです。
自作より高発色に仕上がる
自分で作るより高いクオリティで仕上げてくれます。転写シートやアイロンプリントでも綺麗にプリントされますが、それでも工場で作る方が更に高いクオリティで仕上がります。
また自作ならワンポイントのデザインが基本ですが、マスク全体にデザインをプリントしたオシャレなものを作ることも可能です。機械的に行うため、失敗する心配が少ないというのも嬉しいですね。
1枚あたりが割高
業者に頼んだ場合、マスク1枚あたりが割高になるというデメリットがあります。大ロットで頼むほど安価にはなりますが、少数の場合は1枚約500~2000円程度になります。
500円あれば、不織布マスク30~50枚入りが買えると考えると、やはり高く感じてしまうでしょう。
大量発注前提な業者もある
マスクのプリント注文は、1枚から受け付けている場合もあれば、数十枚単位でしか受け付けていない業者もあります。
ロット数は業者によるので、注文前に確認しておきましょう。
オリジナルマスクで外出を楽しもう!
今回はオリジナルプリントを施したマスクを自作する方法を紹介しました。一番手軽で簡単なのは、転写シート+不織布で作る方法です。水で濡らしたティッシュを押し当てるだけなので、プリンターさえあれば誰でも簡単に作れるでしょう。
布やポリウレタンマスクならアイロンプリントになります。適切な温度を守って、強く押し当てるのがポイントです。
毎日の外出も、可愛いマスクを身につけると少し楽しみになるかもしれません。自作してみたい!と思った方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!