高級なレストランや結婚の二次会といった、私服でも問題ない場所が増えていても、ビジネスシーンや就活、仕事関係のパーティーや子どもの入園式・卒園式(入学式・卒業式)など、思い起こすとスーツを着る機会が意外と多くありませんか?
女性用のスーツには、スカートスタイルとパンツスタイルと選ぶボトムスによって、コーディネートのバリエーションがありますよね。
「普段通りに着るだけで良いのかな…?」と実はお悩みの方も、いるのではないでしょうか。
この記事では、レディーススーツの基本的な着こなしマナーから、シーン別のスーツの選び方、身につける小物のマナーなどをご紹介します。着こなしマナーなど気になる場合はぜひ参考にしてくださいね。
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レディーススーツの基本的な着こなしマナー
レディーススーツを着る際に、これだけは知っておきたいマナーは以下3点です。それでは1つずつチェックしていきましょう。
1:格式ある公式な場ではジャケットを着用する
大学の入学式であったり、仕事の大切な商談のように重要な場面でのスーツスタイルは、フォーマルできちんとした印象を与えます。
正式な場面ではジャケットを着用しておくと、相手へ誠実さが伝わり、良い印象を与えてくれるでしょう。たとえ暑い夏場であっても、同様です。
ただし暑い夏場に長袖のジャケットは、暑くて大変だと思いますので、インナーに七分袖のシャツを着たり、麻のように通気性が良く涼しい素材を使ったジャケットを選ぶと快適ですよ。
2:ジャケットのボタンはしめる
女性のスーツマナーは、ジャケットのボタン数が1個や3個であっても、ジャケットのボタンをすべてしめることが、基本的なマナーとなっています。立っている時も座っている時も、同様です。
この点が男性の場合と異なる点で、混同されがちですが、女性の場合は『いつもジャケットのボタンはすべてしめる』と覚えておきましょう。
3:スカートやパンツの丈に気を付ける
スカートの場合、立っているときに膝が半分くらい隠れ、座っている時は膝上10cm以内になる長さを目安として、スーツ用のスカートを選ぶようにしましょう。
パンツスタイルの場合、長すぎると地面に当たって裾が汚れてしまうため、かかとまでの長さにするようにしましょう。スーツに合わせる靴のヒールの高さに合わせて、丈を調節するのもオススメです。
ボトムスのスタイルがどちらであっても、肌の露出が多くなると、相手を困らせる恐れがあるため、丈が短くなりすぎないように心がけてくださいね。
<シーン別>押さえておきたいレディーススーツを選ぶポイント
ビジネスシーンや就活、仕事関係のパーティーや式典できちんと見せたいと思うと、やっぱりスーツは欠かせません。ここからは、スーツを着たいけど、どんなスーツを選ぶと良いのか迷っている方に向けて、シーン別に選ぶポイントをマナーと合わせてご紹介します。
仕事用スーツの選び方
ビジネススーツの定番カラーは、無地で黒(ブラック)や紺(ネイビー)など、落ち着いた色合いです。銀行員や公務員のように、堅実さが求められる職種では、定番カラーを選んでおくと無難です。
ビジネススーツのカラーにも、ベージュやグレー、オフホワイトなど様々なものがあります。夏場であれば、そういった明るめのカラーのスーツを着用すれば、爽やかな雰囲気を演出できます。
また、年齢によっても体型や似合う色合いが変化しますので、色々な点で自分のスタイルに合うスーツに買い換えるようにしてくださいね。
ビジネススーツの丈感に注意!
ビジネススーツは体型に合っていないサイズを着用すると、逆にダラシなく見えてしまい、マナー違反だと判断されるリスクもあるでしょう。
まず、ジャケットは腰回りが隠れる着丈(ヒップの半分を隠すくらい)で、肩幅もちょうど良いサイズがベストです。なお、スカートスタイルではヒップラインがあまり出ないので、もう少し短い丈感でもかまいません。
また、スカートは膝が隠れる丈を選ぶと良いでしょう。短くても膝上、長くて膝下にしておくとマナーに反しません。パンツスタイルの場合は、脚にピッタリと張り付くようなサイズ感というよりも、セミフレアやテーパードといったデザインがオススメです。ヒールとの相性も考慮すると脚長効果を演出できます。
就活用スーツの選び方
就職を希望する企業と実際に対面する時間は短いです。そのため、短時間でどれだけ相手企業へ好印象を持ってもらえるかが、勝負となります。ここでいくつか大切な点を紹介しておきますので、スーツ選びの参考にしてください。
ダークカラーの無地がベター
黒(ブラック)で無地が、どの業界・職種でも合うとされていますが、他の色でも問題ありません。仕事用スーツでも書きましたが、堅実さが求められる場合は、黒を選んでおくと無難ですよ。
ボトムスは動きやすさも大切
ボトムスに悩む場合は、タイトスカートを選んでおけば、落ち着いた印象になるため、企業を選ばず使いやすいです。もちろん、パンツでも問題ありません。冬場や一日複数の企業へ訪問する際、足捌きが軽やかになるため動きやすくオススメです。
「きちんと感」を演出するのがポイント
また、就活のスーツマナーとしては、きちんと感を意識することが大切です。
ブラウスの袖がジャケットの袖口から見えないように8分袖を選んだり、襟元が開いた開襟ブラウスの場合は下着が見えないようにするなど、清潔感や誠意を示せるように心がけましょう。
セレモニー・パーティー用スーツの選び方
子どもの入園式・卒園式(入学式・卒業式)、結婚式の披露宴といった場面にも、スーツは欠かせません。一体どのようなスーツを選ぶのが良いのでしょうか。
色と柄の選び方
卒業式では、お世話になった方々へ感謝の気持ちを伝える場でもあるため、黒(ブラック)や紺(ネイビー)といった定番カラーのスーツを選ぶと良いでしょう。
無地でなくても問題ありませんが、ラメ入りというよりは、シックなデザインがオススメです。あくまでも子どもが主役の場。そのことを忘れず、保護者として好感を持たれるよう、心がけておきましょう。
華やかさを意識
結婚式や仕事関係のパーティー(授賞式)といった華やかな場面であれば、仕事用のスーツスタイルというよりも、華やかさを意識してみてください。
襟元がフリルになっていたり、総レースのブラウスをインナーに着用したり、アクセサリーや飾り付きヒールを身につけることで、グッと華やかさが増しますよ。
ブラックは喪服をイメージさせるのでNG
そして、結婚式では、押さえておきたいマナーが存在します。
白色は主役の花嫁のカラーであるため、オフホワイトやアイボリーといった白色は、避けるようにしましょう。また、黒(ブラック)は喪服をイメージさせてしまうため、基本的にNGですので、気をつけましょう。
レディーススーツに合わせる小物のマナー
最後にレディーススーツに合わせる小物のマナーを紹介します。シーンごとにまとめているので参考にしてください。
ビジネスシーンの場合
スーツに合わせる靴や小物にもマナーがあります。ビジネスシーンでは、つま先やかかとが見える靴はNGとされており、パンプスが良いでしょう。
また、冬場だとタイツを履くという方がいますよね。全身が黒になってしまうと冠婚葬祭のイメージが強くなってしまうため、40〜80デニールくらいのものを選ぶようにしましょう。
ただし、フォーマルな場や取引先への訪問や、職種によってタイツはマナー違反とされるため事前に確認してください。就活の場合も同様です。とくに、タイツはNGとされていますので気をつけましょう。
ビジネスシーンでスニーカーはNG?
スニーカーはカジュアルなアイテムですが、色やデザインにきちんと配慮すればマナー違反になりません。
色に関しては有彩色だと派手になってしまうので、ブラック・ホワイト・ネイビーなどのベーシックカラーにした方が無難です。ビジネスシーンに派手な差し色は不要なので、あくまでもスーツとの統一感を演出しましょう。
なお、スニーカーのもつカジュアルさに合わせて、スーツをストライプ柄・チェック柄にしておくとほどよくトラッドな印象になります。以上のように、スニーカーを履く場合は、コーデから浮かないように工夫するのがおすすめですよ。
セレモニーやパーティーシーンの場合
仕事と異なり、セレモニーやパーティーの場合は、華やかな小物をプラスしてください。ある程度自由にファッションを楽しめますので、参加するパーティーに合わせて、靴や小物を選んでファッションを楽しみましょう!
ただし、結婚式の場合は、いくつか小物マナーが存在します。
例えば昼間や庭園での結婚式では、カメラのフラッシュが反射し写真写りに影響が出るため、輝きが強いジュエリー類は避けた方が良いとされています。
他にも、ファーや革素材、アニマル柄のバッグなどは、動物の殺生を連想させるため、避けることがマナーです。最近は素材についてそこまで厳しくはないですが、年齢層が幅広い場面では、避けておくと良いでしょう。
【スーツスタイルの時に役立つ】女性の小物入れにオススメのアイテム紹介
最後にタカハマライフアートで取り扱っているアイテムの中から、女性小物をまとめる際に役立つものを紹介します。
紹介している商品はすべて、自分でオリジナルのデザインを入れられるので大変人気です。オーダーからデザイン入れ・発送まで数日で完了できるため、急なパーティーなどイベントにも対応できます。
ビジネスシーン・パーティーシーンどちらにも重宝しますので、気になったら詳細ページにアクセスしてみてくださいね。
コットン巾着
使い勝手の良いコットン巾着で、素材ならではのやわらかい生地感が魅力。A5サイズも余裕で収納できるので、あらゆるシーンの荷物入れとして大活躍します。
コットンポーチ
フェアトレードコットンを採用しているキャンバスポーチです。ほどよい厚みで中身が透けず、メイク道具など小物を入れても破けることはありません。刺繍デザインができるのも魅力で、独特な高級感を演出できます。丈夫でオシャレなポーチが欲しい女性にオススメです。
レディーススーツのマナーを覚えよう
レディーススーツの着こなしマナーから、シーン別のスーツの選び方、合わせる小物マナーを改めて確認すると、以外と知らなかった!というマナーがありませんでしたか?
ビジネスシーンだけでなく、セレモニーでも着ることが多いスーツ。
自分にあったスーツを美しく着こなして、自分らしく過ごしてくださいね!