着脱が楽で、汚れたら洗濯機に放り込むだけ。そんな気軽さがTシャツの魅力ですね。

気軽に自宅で洗濯できるというメリットの一方で、着用頻度が高いため何度も洗濯していくうちに首まわりがヨレヨレになってしまうことも。

Tシャツの襟ぐりがよれているだけでだらしない印象になるため、泣く泣くお気に入りのTシャツを捨てている方も多いのではないでしょうか。

今回は襟ぐりがくたびれてしまったTシャツを簡単にリメイクする方法をご紹介します。ぜひチャレンジして、お気に入りのTシャツを長く着続けてくださいね。


すぐに試したくなる、簡単リメイク方法

お裁縫が苦手な方にとっては、洋服のリメイクは難しく感じるかもしれません。しかし、Tシャツはほつれが発生しにくい生地でできており、ハサミで切りっぱなしでも十分に素敵なリメイクTシャツができてしまうのです。

ハサミで切るだけの方法から、編み込みやつけ襟の活用方法まで、簡単にできるリメイク方法を4つご紹介します。

【リメイク1】伸びた襟を切り取る

最も簡単なリメイク方法が、伸びてしまった襟ぐりを思い切って切り取ってしまう方法。首元が大きく広がるので華奢に見える効果もあり、襟ぐりの無造作感が印象的なワンポイントになります。

【作り方】

  1. 左右の肩線(後身ごろと前身ごろの交差している縫い目)に、好みの幅で切り目を入れます。
  2. 後身ごろから襟ぐりにそって少しずつ切り取ります。
  3. 前身ごろも同様に切り取ります。
  4. 切り口を両手で横に引っ張り、生地がこなれるように伸ばします。
  5. 肩線のところは何度か洗濯をしていると糸がほつれてくる可能性があるので、内側に少し折って軽く縫い合わせておくと安心です。

【リメイク2】切り目を入れて編み込み

カジュアルなTシャツに女性らしさをプラスしてくれるリメイク方法が、首周りにハサミで切り込みを入れて作る編み込みです。一見複雑そうですが、慣れれば15分程度で完成してしまうとても簡単な方法ですよ。

【作り方】

  1.  襟ぐりに、等間隔で切り込みを入れるための印をつけます。間隔は1.5cmが目安。
  2. ハサミで切り込みを入れていきます。切り込みの長さは34cmほど。編み込む際に生地が全体的に襟ぐりに向かって引き上げられるので、ロゴなどがある場合は切り込みとデザインの間隔をなるべく離すとよいでしょう。
  3. 編み込んでいきます。切り込みAを持ち上げ、右隣の切り込みBAの輪っかを下からくぐらせ引っ張ります。
  4. 切り込みBの輪っかに、さらに右隣の切り込みCを下からくぐらせ引っ張ります。
  5. これを繰り返していき、最後に針と糸で軽く縫いとめて完成です。

【リメイク3】スモッキングで絞る

スモッキングという縫い方で、ヨレヨレになった襟を詰めていく方法もオススメ。出来上がりが三つ編みのようになるので、襟元のワンポイントになります。針と糸を使いますが、難しいテクニックは一切不要。お裁縫が苦手な方でも大丈夫です。

【作り方】

1. 写真のようにTシャツ襟部分の中央に向かって斜めに縫っていきます。このとき、あまり間隔を詰めすぎると最後に絞った時にキレイに絞れません。また、なるべく襟部分の縁のギリギリを塗っていくと形がキレイに仕上がります。

ある程度の幅を縫ったら、糸を絞っていきます。

.  糸を留めて完成です。

写真はわざと目立つ色の糸を使用していますが、実際には目立たない色の糸を使用してください。

【リメイク4】つけ襟を使う

画像出典:エコロコ楽天市場店

Tシャツの印象をガラリと変えることができる方法が、つけ襟です。つけ襟とは、トップスの襟の部分だけを単体で切り出したファッションアイテム。つけ襟を替えるだけでいろんなファッションが楽しめます。

家にある布やレースで作ることもできますし、既製品のつけ襟もおしゃれなデザインのものが手頃な価格でたくさん販売されています。

よれたTシャツの襟を隠すために着用するのであれば、襟のみタイプのレースタイプかセーラータイプがオススメです。

レースタイプ

幅広いアイテムと相性が良いのがレースタイプ。カジュアルなTシャツでも、襟元をレースにするだけでグッとフェミニンな印象になります。天然素材で作られたナチュラルな風合いのものが多く、女性らしさをアピールしたいときにオススメです。

セーラータイプ

後ろ側がスクエア型をしているセーラータイプは、サイズが大きめなものが多く存在感が出ます。ファッションのアクセントになりますが首周りにボリューム感が出るので、Tシャツ自体はすっきりしたサイズのものと合わせると良いでしょう。

リメイクを成功させる3つのコツ

今回は、お裁縫が苦手な人でも簡単にできるハサミを使った方法を中心にご紹介しました。キレイに仕上げるためにはいくつかコツがありますので、参考にしてみてください。

ハサミは布専用のよく切れるものを使う

Tシャツは切り端がほつれにくいので、ハサミで切りっぱなしのリメイクが可能です。

しかし、裁断に使うハサミの切れ味が悪いと切り口がボロボロになってしまうことも。裁断には刃渡りが長く切れ味の良い、布専用のハサミを使うようにしましょう。作業効率もグッと上がり、リメイク工程が楽しくなります。

台紙を使ってうっかりカットを防止

前面だけカットするつもりが一緒に背面まで切ってしまったということは、Tシャツリメイクではありがちの失敗です。

この失敗を防ぐためには、布の間にカッティングボードを入れて前面と背面を確実に分離させた状態でハサミを入れるようにしましょう。

カッティングボードがない場合は、ダンボールなどの厚紙でも代用できます。

必ず下書きを!

こなれ感を出すためにわざと真っ直ぐにカットしない場合でも、必ず切り込みを入れる線を下書きしましょう。

布は平面に置いたまま作業することが難しいので、下書きを入れないまま切り込みを入れると想像以上に大きく切ってしまったり曲がり過ぎてしまったり。洗濯で消えるタイプのペンやチャコペンのほか、マスキングテープも下書きに便利なアイテムです。

シャツを長持ちさせるお手入れ方法

せっかくリメイクで襟ぐりをかわいらしく直しても、正しい方法で扱わないとあっという間によれや汚れが発生してしまいます。お気に入りのTシャツを長持ちさせるために、日々のお手入を少し工夫してみましょう。

襟をできるだけ引っ張らない

Tシャツを着脱する時、頭を通すために無意識に襟を引っ張ってしまっていませんか。襟に負荷をかけることが襟が伸びてしまう原因になるので、できるだけTシャツを引っ張らないように着脱することを心がけましょう。着る時は襟を手で支え、脱ぐ時はTシャツの裾を持って裏返しになるように脱ぐと襟にかかる負荷が軽減できます。

干すときに、なるべくハンガーを通さない

うっかりやってしまいがちなのが、Tシャツを干すときに襟首側からハンガーを通す干し方。このやり方ですと、ハンガーを通すために襟を引っ張ってしまいます。裾側からハンガーを通すようにしましょう。

物干し竿に直接袖を通して干す、または半分に折って干すという方法もオススメです。この方法で干す場合乾くのに時間がかかるので、取り込む前にしっかり乾いているか確認してくださいね。

洗濯機に入れる際にはネットを使う

洗濯機に入れる際にネットに入れて洗えば、襟だけではなく全体のよれの防止にも効果的です。他の洗濯物と絡まるとTシャツはよれてしまうので、ネットに入れる際にはなるべく1枚ずつ小さめのネットに入れるようにしましょう。

簡単リメイクで眠っていたTシャツを復活させよう!

今回ご紹介した方法は、お裁縫が苦手な方でも簡単にできる方法ばかり。襟がよれてしまって着る機会がなくなっていた古いTシャツでも、このリメイク方法であれば印象をガラリと変えて蘇ります。

Tシャツはほつれにくく、アイディア次第でさまざまなデザインにリメイクしやすいアイテム。リメイクを成功させる3つのポイントを抑えれば、初めての方でも短時間で効率的に作業することも可能です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。